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実は、昨日
今日のこの日記の内容にするか迷ったが、 やはり書かずにはいられなくなった。 全国版のニュース(今だトップニュース)でも見た方もたくさんいると思うが、 高校生のウォークラリーの列に酒を飲み居眠りした 車が突っ込み3人が、亡くなった。 まったくのノーブレーキだったらしい。 普段ならよくある、ニュースでの出来事、午前4時14分頃の出来事だったらしい. この事故の詳細を知ったのは、息子が、自宅に帰ってきて 本人の口からだった。 「ありえねー!」これが最初の言葉だった。 列の後方だったらしい。 前日、出かける前 珍しく、出かける、おやじに「いってらしゃい」とぼそぼそと言ってくれた。 普段は、年頃のせいか、こちらからあいさつしても返ってくる事は、珍しいので よほど、ウォークラリーが、楽しみだったのだろう。 このウォークラリーの趣旨は、これから子供たちが、大人になって社会に出て 生きていく教訓を教える為に20数キロ歩きその中から何かを気づいてもらう そのような行事だと聞いている。 殆どニュース等は、見ないのだが、昨日は一日中、朝からネットも含め全国トップニュースになり、見るたびに生き道理を感じずにはいられなかった。 息子の、体は、無事返ってきた。 この事故で、亡くなった人、怪我をした人、現場に直面した人、列の後方、まだ出発していなかった人 現場に近い人と離れている人では、これかれからの人生の意味が違ってくるよな気がする。 何を見て、何を聞いて、何を感じたかで、その後の人生に大きな違いがでるだろう。 今朝の全国版のトップニュースを息子と見終え 「お前は、運が良かったな、命を大事にしないとな」と声をかけた。 息子の方も何度もその事を考えたと言っていた。 出来事は、偶然ではなく、必然と言うが、 息子達や家族にとっても、この出来事は、必要な出来事だったのだろう 出来事そのものには、意味は無いが、その出来事をいかようにでも意味付けする事はできる。 必然で必要な出来事が、起こるとしたら、この出来事にも、もちろん意味があるのだろう。 だが、「出来事は、必然だから」など、理屈めいた大人の話など 今の息子には、意味が無い。 昨日の開口一番の言葉も「良く返ってきたな」だし 今朝も「運が良かったな」だった。 まだ15才の少年に「必然」の意味を教えるより 与えられた命の大事さを教える方が、よっぽど必然な事なのだろう。 加害者には、怒りを通り越して、哀れみすらを感じるが、過去を変えることは出来ない。 今後、飲酒運転についての是非がさらに問われる事故、いや事件となると思う。 そして、亡くなられた方の家族の事を思うと、とにかく胸が詰まる。 関係者は、本当の意味でのウォークラリーが始まったのだろう。 亡くなられた、3人に、心より御冥福をお祈り申し上げます。 人気blogランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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