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カテゴリ:斬り捨て御免
エルトゥールル号事件って知ってますか? かいつまんで説明しますと、明治時代トルコの船が和歌山で遭難し、住民達の必死の救難活動で69名の命を救った。 和歌山県知事から明治天皇に言上され、伝え聞いた明治天皇は直ちに医者と看護婦の派遣を要請。 さらに国費で生存者を無事帰国させ、遭難者を丁重に葬った。 この事件は日本中を激震させ、各地から寄付金が寄せられ、トルコの遺族達に送られた・・・。
この事件には後日談がある。 イランイラク戦争のとき、フセインが 「今から48時間後にイラン上空に飛ぶ飛行機をすべて撃墜する」 と、むちゃくちゃなことを言い出した。 当時、イランに住んでいた日本人は慌てて帰国しようとするが、どの機も満席で帰国する手段を失い途方にくれた。 他国は時刻の救援機を派遣し救出していた。 日本政府の対応は案の定遅く、空港にいた日本人達はパニックとなっていた。 そこに現れたのがトルコ航空の二機の飛行機だった。 日本人215人を乗せてタイムリミットの1時間15分前に成田に向けて旅立った・・・。
なぜ、トルコの飛行機がたすけてくれたのか・・・? 日本政府もマスコミも知らなかった。
前・駐日トルコ大使、ネジアティ・ウトカン氏は次のように語られた。 「エルトゥールル号の事故に際し、大島の人たちや日本人がなしてくださった献身的な救助活動を、今もトルコの人たちは忘れていません。私も小学生のころ、歴史教科書で学びました。 トルコでは、子どもたちさえ、エルトゥールル号のことを知っています。 今の日本人が知らないだけです。それで、テヘランで困っている日本人を助けようと、
いかがでしょうか? 昔の日本、とくに明治の日本人ってすごいことをしています。 世界中を驚かせていることをしています。 そして、それを知らないのは日本人だけ・・・。
「美しい日本」 む、むなしい・・・。 選挙において、演説のうまさが評価の対象になりますが、なにより、話す力よりも聞く力・・・とくに一般国民が何を願っているのか?を聞く力こそ、選挙に立候補する人には備えていて欲しい力だと思いますね。 実現できない(しようとしない)マニフェストばかり掲げてもだめ!
まず、しっかり人のいうことを聞け!!! きょうのBGM 「竹とんぼ」BY堀内孝雄
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