｢乾坤一擲｣　橋 亭 瓦 版

息子はよく蚊に刺される。

きっと血が美味しいからだろう。

ちなみに私はほとんどといっていいほど刺されない。

それはきっと。

燃え滾るマグマのような血だから・・・かもしれない。

なんてことを、ほくそ笑みながら考えていたら、新たな疑問が。

「蚊」

「か」

なぜ「か」？

「き」とか「く」ではないのはなぜだ？

漢字の読みから？

イヤ、中国では「ウェンヅ」とよむ。ウェンツではない。

「か」という響きは日本語独特のものだ。

しかも、一文字の名を持つ生き物は「蚊」だけなのだ。

かなり名誉なことかもしれない。

「目」　　　　　　　「め」

「歯」　　　　　　　「は」

「手」　　　　　　　「て」

「胃」　　　　　　　「い」

なんか、笑える。

「津」　

なぜ、こんな市名がある？

「酢」

に比べて醤油の異常な長さはなんだ？

「血」

「蚊」つながりか！？щ(ﾟдﾟщ)ｶﾓｰﾝ

しかしなんといっても傑作な言葉はこれだろう。

「屁」　「へ」

誰が名づけたのか一文字で表したこのセンス、ただものではない。

きょうのＢＧＭ　「とんでも戦士ムテキング」ＢＹ水木一郎