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それではDoCoMoのFOMAやvodafoneで使われている代表的な音声ファイルの説明をします。
「3GP(すりーじーぴー)フォーマット」と呼ばれるものです。 音声ファイルと紹介してますが、実は「動画フォーマット」です。 「どういうこと?」と思われる方もおられるかもしれませんので、簡単に説明しますと、「ムービー(動画)として再生してみたら、動画は映らないんだけど、音声だけが聞こえる」ということですね。 つまり、「絵が出ない動画」ということで結果的に「音声」だけが聞こえるということです。 うちの製品も、この手を使って音声が再生できるようにしています。 「なんで普通の音声ファイルを入れないの?」って言われそうですが、実は普通の音声ファイル(例えばMP3やAAC)などを直接ケータイ電話に入れて再生が出来るケータイというのは非常に希少です。 最近、「着うたフル」とか「LISMO」などの、音楽のダウンロードサービスが増えてきたので、どんな音声ファイルでも入れれるようなイメージがあるかもしれませんが、実際は一回にダウンロードできるファイルのサイズは、せいぜい10分程度ですので、長い(大きいファイルサイズの)音声ファイルをケータイに入れて聴こうとすると、普通の手では入れれません。 (あ~、バラしちゃってもいいのかなぁ?) ・・・ということで、うちではケータイの機能を逆手にとって、「動画」として音声ファイルを再生させる方法を使っています。 ・・・多分、これだけでも、そこそこ「金」になるノウハウかもしれません。 「動画」を再生できない機種は、よほどの安い機種以外にはありませんので、最近のFOMAや、au、vodafoneなどは、どれでも聴くことが出来る、しかもminiSDなどの外部メモリーに入るなら、いくらでも長い音声ファイルでも入れて聴くことが出来るって寸法です。 (あ~あ、バラしちゃった) ちなみにたったコレだけのことに到達するまでに、自分の場合は数ヶ月かかってしまいました。 プロの方は「そんなの当たり前じゃん!」って思うかもしれませんが、一年前の今ごろは「MP3」のことを「えむぺぐすりー」だと思っていた程度のド素人でしたので、これだけで結構タイヘンでした。 と、まあそんな感じで「ケータイでは動画ファイル」っていうのが結構重要っていうことがわかっていただけたでしょうか? それでは「3GP動画フォーマット」のことを軽く説明します。 元々はAPPLE社(MacコンピューターやiPodで有名ですね)とケータイ電話キャリア(ドコモやauやボーダフォンのこと)が開発した動画形式です。 動画部は「MPEG4」が使われてて、音声部は「AAC、AMR」というフォーマットが使われています。 はい、非常に簡単な説明でした(^^;)。では次回はもう少し詳しい説明をしますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月26日 12時21分48秒
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