|
カテゴリ:カテゴリ未分類
生後16日で亡くなってしまったという姉の五十回忌の法要を行った
この姉が元気で生きていたとしたら、きっと私はこの世に生を受けることは無かったのだろう。 年の離れた姉はおぼろげに彼女の葬式のことを覚えているという。 もっともそれは実際の記憶なのか、その後の話を聞いて自分で作り上げたイメージなのか定かではないと言っていた。 法要には叔母夫婦と伯母も来てくれた。 何年ぶりかで会った叔父は相変わらずダンディーだ!!(笑) リタイア後、叔母と二人でソシアルダンスにいそしんでいる 男性のメンバーが少ないのでなかなかもてるらしいが 「○○ちゃん(姉)位の若い子がいてくれたら楽しいなのだけどおばちゃんばかり相手だからなぁ」ですって。 姉だって決して若いとは言えないと思うけれど・・・・・ 夫婦で一緒に楽しめるということは良いことだ。 家なんかモノ作りという点では一致してはいるけれど、お互い我が道を行くというかんじだけれどね。 数年前に伯父を亡くした伯母は昔と同様に静かにニコニコしながら話を聞いている 子沢山のこの伯母は実に物静かで可愛らしい人である 子沢山の上、私と同い年の従弟に至っては心臓病を患い病弱だったこともあってかなり苦労をしてきた人だけれどいつも穏やかで周りの人を和ませてくれる 伯母には7人の孫が出来たという。 近くに住んでいるけれど同い年の従弟にはまだ一度も会ったことはない 31人いる母方の従兄弟の中で唯一会ったことのない人である 高校時代の友人は彼と同じ中学だったけれど、修学旅行へも参加出来なかったと言っていた。 その彼も今は普通に働いているのでやっと落ち着いた生活になったのでしょう。 お寺さんでは住職さんから跡継ぎとなる若いお坊さんを紹介された。 父と同い年の住職さん(某キリスト系大学で教鞭を執っていた)には跡継ぎがなく本山から後継者を送られてきたのだ 若い跡継ぎさんはとても良い声でお経を上げる。 ある種の催眠効果を感じてしまう(笑) 姉達と「読経の声で跡継ぎが決まったのかしら??(笑)」という話になったくらいである 小石川の桜はすでに満開を過ぎ、ハラハラと散り始めているけれど、 名残の桜を楽しむ人が沢山いた。 桜を見ながら、TAXIに分乗して皆で浅草の行きつけのレストランへ向かう。 本来ならば精進料理ということになるのだけれど、色々あっても五十回忌を家族が元気に過ごせたことを感謝して楽しい食事会にしようという趣旨である。 でも、今日は他のお客に煩わされないように個室をお願いした いつものように美味しい料理を満喫して楽しい時間を過ごす 乳癌と闘病中の二番目の姉は少し太った 髪の毛の伸びてもうカツラはいらない もっとも、生えてくる毛はチリチリでベリーショートの頭はまるで小野伸二のようだ ストレートパーマもビックリの直毛だっただけにイメージがかなり違う 元気になりつつある二番目の姉とは逆に一番上の姉はかなりつらそうである。 学生時代バスケットをやっていた姉は転がって来たボールに乗って転び、腰を痛めたことがある。 日常生活は出来るようになっても、出産はまず難しいと言われていた。 何度か流産の経験はしたけれど無事二人の子供を育て上げ、それどころかバトミントンを生き甲斐にする等元気に過ごしてきたが昨年の秋から具合が悪くなってきている。 もう、ブロック注射は効かない。 手術の日程が決まるのを待ているという状況だ 姉の歩き方は一昨年の手術を覚悟した私の時と同じ様 その様子を見て、私もいつか同じ様な日が来ることを覚悟しておかなければならないと思い知らされた。 数十年たってこんな状況に戻ることもあるのね。 ここ数日、私もまた腰に軽い痛みを感じることがあるから・・・・ でも、今日の日を無事に過ごせたことに感謝して毎日を過ごして行こう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|