「Ari～ハイビスカスきれいだね～！」「うん！」
















それではvol,2をどうぞ！








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アナハイムのホテルを出発したのは８時３０分だ。



が、私が泊まっているホテルはトーランスにある。



アナハイムのホテルには友人を迎えに行ったのだ。



トーランスからアナハイムまで４５分かかる。



アナハイムから今回の目的地までは５時間かかる。



つまりざっと計算して今日は約１２時間を移動に費やすことになる。



しかもドライバーは私だけだ。








確かに今回の目的地に行きたいと言い出したのは私だ。



私しか運転出来ないのも知っていた。




が、憂鬱だ！



１２時間・・・・。




しかも、走り出してみたらただひたすらに真っ直ぐな道だ。



「ヤバい。退屈だ。」


「なぜ誰も運転免許証をもってない！？免許取れよ！」











と、途中までは思っていた。




が、走るにつれだんだん運転が楽しくなって来た。



なぜなら、次々に辺りの景色が変わって行くから目が飽きないのだ。



しかも、驚くほど突然変わる。スパッと。




広大なオレンジ畑だったのがいきなりネギ畑になってそれがジャガイモ畑になってぶどう畑になって。



そして突然荒野になる。























この辺りは油田みたいだ。




無数の原油採掘ポンプが休む事無く頭を上下に動かしている。






















だだっ広い荒野を見るとこれぞアメリカだなぁなんて気がする。







そんないろんな景色を見ながら意外と楽しくドライビングしていると




今度は湖が見えて来た。





遠くから見るとボートがたくさん浮いているように見える。



もしかしたらブラックバスとかトラウトとか釣れるのかな？





久しぶりに一本道から脇道にそれて湖の畔まで下ってみた。





すると






「あれ？ボートじゃないな。なんだあれ！？」






















そこに浮いていたのはボートというより家だ。




屋上バルコニーまである。




が、よく見るとモーターがついてる！？




なんと水上を走る家だ！！




なんて斬新。




お腹がすいたら家ごと釣りのポイントまで移動して窓から魚を釣って食べるのか？





なんだか不思議なところに来てしまった。




ちょっと怖い。




足早に車に戻った。













さぁ急ごう、目的地はもうすぐだ！







To be continued






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