昨日の続き
ジーコJAPANのあり方は自分は、最初(就任当初)から行く末は駄目な結果かもしくはトルシエJAPANより質の落ちるチームになるか。そんなことを思って4年間を見ていた。まだ改革や改善してほしいことを書こうと思う。ジーコによれば日本代表の良いところは、『名前負けしない試合運びが出来るようになった』というところらしい。それは違うと自分は思う。自分たちの事をまさに王者だと思い込んでいるんだろう。確実に勝てる相手にはくだらない試合運びをするのにそれには余りコメントしないにもかかわらず、強豪国に善戦するからという理由でジーコはこんなこといったんだろうし、そう思っているんだろう。足元をすくわれている試合は相当多かった。いい例としてはW杯直前のマルタ戦だ。中田英が言っていたように『走れなきゃ。試合をする以前の問題だ』というように絶対に選手の中には余裕という気持ちがあって、確実に勝てると思い込んでることが怖いし自分たちの立場も考えて欲しい。相手は、一応日本が強豪国でガンガン攻められる事は覚悟していたはずなのに、大したことはなく自分たちでもやれるという自身を与えられいい試合をしていたのはマルタのほうだと自分は思った。アジアの予選のレベルとヨーロッパの予選のレベルは格段に違う。そうなればFIFAランクだって確実に当てにならない。試合を組む協会も考えて欲しい。まあ、こんなことをW杯に出たチームに言うのはおかしいかもしれないけど、弱かった。昨夜試合があったオーストラリアがあのイタリアに引けをとらない試合運びで、ほぼオーストラリアが勝つはずだった試合。ヨーロッパに積極的に出て行き(まあ、国内リーグが去年出来たばかりだから仕方ないが)主力として試合に出ていたり国内にエリートアスリートを生み出すための機関もあり、日本より確実に選手育成には長けている。経験だって日本より確実に上でしょう。W杯に2回出ただけで相手を下に見る国よりも、いい準備が出来ていて決勝トーナメントに出れたのは必然といえばそうなる。選手の体調管理(怪我も含む)の時点で、駄目だろう。決勝トーナメントにいけなかったチームは、主力とされる選手が怪我で欠場又は、実力をうまく発揮できないという事が多かった気がする。今回は顕著に現れたけどこんな事基本でしょう。体調管理を怠ればいい試合なんて出来ないし。加地と柳沢・・・・今回は必要なかったんじゃ。久保のコンディションはその時点じゃ落ちていたかもしれないけど、W杯に合わせれたかもしれないし。暑さだって、この季節ドイツは暑く試合が組まれた抽選会のあたりで分かってたはずだ。暑さに強かった選手を呼んでも良かったはず。昨日も書いたが、相手がでかい相手だと分かった時点で対策を講じないジーコ・協会は責任は大きすぎるし、偏った選手選考は新監督にはやめて欲しい。いい事を探せばあるんだろうけど、今回に限っては情けない結果だったんだ。ほめるなんて事はしない。改革や改善が見られなきゃ2010年の南アフリカ大会の舞台には立ってないだろうなー。ジーコは若手(10代後半から20代前半)の起用は拒んでるようにも見えたし勢いのある選手も使おうとはしないし若手の経験が少ないのは否めない。今回の大会に各ポジションに1人くらい入れてみても良かった気もするし。