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案山子の世界

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2005.04.02
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カテゴリ:映画
アビエイターを見た。入場券を買った時、デカプリのプロマイドを渡されたが拒否した。「ファンでないので・・」っとぽそっと一言。もぎり嬢(ふる~~)が怪訝な顔をした。お腹が空いていたのでチェリトスを買いそそくさと席へ。相変わらず空席が目立つ。封切りの日でも満席は稀な映画館。みんな見たい映画があってもビデオ出るまで待っているのかなぁ。そういえば見たい映画は必ず映画館で見ているからか、ここ半年程、ビデオ屋詣でをしていない。これって映画館行く方が安上がりになっているかも。
さて、アビエイター。何となくふらふらと見に行く映画がたまにあるけど、これもその1つ。デカプリは嫌いだが、映画の内容では触手が湧く。そういえば大嫌いなブルース・ウイルスの作品、「ダイハード」以来殆ど見ている。作品は別腹(案山子語録・笑)
ハワード・ヒューズの物語だけど、平たく言えば莫大な資金を使い映画を取り、飛行機の開発に情熱を傾ける青年実業家の物語。前半は確かに押しの強いハワード・ヒューズの野望がひしひしと伝わって興味深かったが、後半、政治がらみの買収劇にうんざりした。兎に角時間の長さを意識してもう終わって欲しいと感じたのは「ロード・オブ・ザ・リング」古くは「ラスト・イン・チベット」以来だ。ただ、唯一昔知っていたハ-キュリー計画の機体を見れたことが救いだ。ところでシュード・ローどこに出てたんかなぁ。
この映画で一番驚いたのは、ヘップバーンとエバー・ガードナーの登場。特にヘップバーンって名前が出てきた時は一瞬、オードリかと思ったけど、役者をみてすぐキャサリンと知る。名作「サマー・タイム・イン・ベニス」の先だろうか後だろうかなどと考える。
「アビエイター」を見終わって思ったことは、やはりデカプリは線が細く役者としてどうかな~って思ったことと、この資本主義国家の象徴の様な映画が、アカデミー賞候補にあがったのも頷けるし、アメリカ人は時代のヒーローを好む傾向にあることを再認識した次第。後、ハワード・ヒューズがこれほどまでに航空家として達見してたことに驚いた。





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最終更新日  2005.04.02 22:09:52
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