|
カテゴリ:映画
「Shall we Danse?」見てきた。
日本版のリメークな訳だが、構成がしっかりした映画だと、リメーク版もすばらしい出来になる見本の様な映画だ。黒澤明監督の「七人の侍」を思い出した。そしてこの映画、ことさらストーリーをいじっていないのが又いい。 主演のリチャード・ギア、役所広司にまして適任の役と感じた。「ジゴロ」「シカゴ」より、この様な一市民の役が似合ってると言えば、ファンの方に怒られるか(笑)脇役のジェ二ファー・ロペス、ラテン系の雰囲気の中で感情を押さえた役、なかなかよかった。そして、竹中直人役のスタンリー・トゥッチって人、はまり役で最高!プロフィール見てみると「ザ・コア」「ターミナル」に出てた。 さて、何気なく過ごす人生で、ふと空虚な心を少しだけでも埋めてくれるものに触れた時 わずかな光が見えることがある。これはそんな映画かもしれない。そしてその目的を達成さすのではなく、最終的には家庭に帰する。人生の輪廻を感じる。 この映画の感想は、紳士的でお洒落な映画ってことに尽きるが、家庭、妻を労わったシーンで不覚にも落涙してしまった。最近の映画で目は潤むことがあっても落涙までは久しぶり。いい映画だった・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画] カテゴリの最新記事
|