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テーマ:☆詩を書きましょう☆(8465)
カテゴリ:詩
香り立つ夏の訪れ 07.6.17案山子
ふと蛍が見たくなった そして出かけた自転車で 夕暮れの町並みを過ぎ 黄昏に染まる海岸線を ひたすらこいだ自転車に 風を受けるたび香る夏 潮風に少し夕日の匂いがする とことこ走る自転車が 汗の中左右に揺らぐ時 山風の吹く竹やぶに着く スイカの匂いは鮎の香り ぬめぬめとした岩を渡り 清流のその先にいた 蛍がいた ふわふわといた か細い光のなか 蛍はいた 少し涼風を感じて気持ちいい さて帰りも自転車で うんこらどっこい狭い道 もうあたりは夏の帳がおりていた お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.17 18:24:35
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