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テーマ:好きなクラシック(2328)
カテゴリ:音楽
行ってきました。村治佳織さんのコンサートに。はい。
びっくりしました。演奏じゃなく・・・、彼女のおかっぱ頭と、ものすごい笑顔、時折繰りなすそつ のないトークに・・・。そして、最後に選曲に・・・・はぁ~。 特に選曲・・・もし彼女がやったとしたなら、田舎にはクラシックギターを愛するものがいないことを想定しているのか、はたまた、民衆に受けるためのコンサートを用意したのか・・。 さて、そのプログラムを掲載します。 前半 1.リュート組曲第一番ホ短調BMW.996 2.無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第二番BMW.1004第五楽章・・・シャコンヌね 3.武満徹のロンドンデリーエアー 4.サンバースト 後半 5.暁の鐘 6.ラ・マンチャの歌 7.アルハンブラの想い出 8.フェネラリーフェのほとり 9.粉屋の踊り 前半、後半も曲の流れが無茶苦茶で、せっかくのバッハ曲が、あっあっ、なにポピュラー?え?ヨークさん?後半は今更やぼったいトレモロ曲かい!何々、トロ-バならソナチネがあるし組曲ならスペインの城があるじゃないか・・。 そしてアルハンブラの想い出。僕はこの曲、プロがあまり演奏会で弾かないのを、疑問に思っていたが、今日やっとそれがわかった。この曲はあまりにも美しすぎて、演奏家がホールで弾くには浮いてしまう・・・・自然の情景と溶け込んで弾く曲だと思った。 さて、究極の出来事はアンコール曲で起こった。多分サンバーストを弾いたのだから、タンゴ・アン・スカイあたりを持ってくるのかなって思っていた。そしてポジショニングもよく似てたので気合を入れていたら、流れてきたアルペジオ・・・・禁じられた遊び・・・・目が点。何?何々これ何? そしてトリの曲は武満徹のオーバー・ザ・レインボウだった。 失意の元に、サインも貰わず(なにも買わなかったら貰えんな・・)カレー屋で中辛のカレーとナンを食い(関係ないけど・・)とぼとぼ帰宅しました。はい。 言いたくはないけど、前回の高松テルサの演奏があまりによかったから、失望が大きいのかもしれない。前回、舞台に立って、騒々しい観客をねめ回して静めた迫力、切迫した息使い、それが今回は円熟、老獪といった言葉のもとに消え去ってしまった。そりゃ、ノーミスのシャコンヌはほぉーっと唸るものがあったけど、何か感性に訴えかけるものがなかった・・・。 それより、YOU TOBE で長年(40年以上!)耳の中でこだまし続けた、ハビエルソリスのノーチェ・デ・ロンダが映像で見れたほうが感激が大きかった・・・疲れた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.09.28 23:59:02
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