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テーマ:☆詩を書きましょう☆(8465)
カテゴリ:詩
黙示録の唄 07.10.16案山子 路傍の民は何処からやって来たのだろう 黄昏の中何処に去って行ってしまうのか 人として生まれまた人として滅ぶ儚なさ 居並ぶ気持ち我が身の老いを嘆き悲しむ 望みは唯一今出来るすべてを捧げること それが明暗を分ける未来へ我の手立て 宇宙の畏敬に打ち震える時もあるだろう かつては星に願いを託したこともあった 今はそれも叶わない儚い夢の物語となり 一羽の渡り鳥が群れと離れて飛ぶように 人の存念を殻の世界に消し去ってしまい 山裾から流れ出る冷気に身をまかせつつ 今を生かそうと悶え苦しむ我が身の有様 沼地から見上げる空へ昇竜は今動き出す お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.10.17 17:39:07
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