案山子の世界

タマちゃん

この猫との出会い、それはある朝、玄関を開けるところから始まる・・・・って、んな大層な、家の前でうんこしたあと砂かけてる時に、案山子と目が合ったんだわさ。んで、オスメスは未だにわからへんけど、タマちゃんって勝手に案山子が命名した次第。

さて、毎朝、毎晩、食事の時間に涼しい目（普段はガン飛ばしていると思うよ）でこちらを見ている。実にいじらしいんだわ、これが。時々、ミーちゃんに攻撃されても、じっと我慢。多分、ミーちゃんが案山子にとって大切な猫だとわかっているんだと思う。

餌代はかかるけど、また多分やらなくても充分生きていけると思うけど、姿あるうちは与え続けるつもり。我が猫達だって、案山子がいなくなればタマみたく強く生きていかないといけないと思うと、タマに愛おしさすら感じてしまう案山子でした。