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案山子の世界

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2008.06.09
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カテゴリ:つれづれ
2008-06-09 21:59:19
世界童話文学全集第6巻「アメリカ童話集」

今日、台所の片隅に積み上げてた8冊の本の中にアメリカ童話集を見つけた。

この童話集は、本好きの母が小学1年の時買ってくれたものだ。随分長く我が家にある。子供達にも、きっと読まそうと思って取っておいたもの。しかし子供達は漫画以外、全然見向きもしなかった・・・(笑)

さて、その童話集の中にオズの魔法使いがあった。

翻訳は白木茂さんって人。

少し読んでみたが、今読んでもけっこうおもしろく、小学1年生ではどれだけ理解できたのか疑問だ。(もっとも中学になってからは、華岡青洲の妻なんか読んでたが 笑)

孤児のドロシー、脳みそのないカカシ、心のないブリキのきこり、勇気のないライオン・・・、とみんな何かしら心に痛みを抱えている。そして、魔法使いオズ。当時は恐いってイメージだったが、彼が一番心に痛みを持った人物だった。虚勢を張った彼のことを初めて知ったのは、この本ではなく、ミュージカル映画でだった。


2008-06-09 21:57:48
オズの魔法使い(1939年)

リバイバル作品をいつみたのかは記憶にない。

ジュディ・ガーランドの清楚な歌声に、感動した覚えがある。オーバー・ザ・レインボーも、その後ずっと心に刻まれていて、ククラシックギターで何度も演奏した。

でも、自分の中のオズの魔法使いは、やはり子供のころ読んだこの本。

本を開けた瞬間、懐かしい匂いがした。子供にこんなすばらしい本を与えてくれた母に改めて感謝。


童話や童謡を愛でる心はいつまでも忘れたくない。





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最終更新日  2008.06.09 23:06:50
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