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テーマ:今日聴いた音楽(75639)
カテゴリ:音楽
ラテン曲で「もしも彼女が尋ねたら」を一ヶ月前から練習している。トレースが終わってだいぶこなれてきたが、一箇所どうしても届かない所がありごまかしている。曲想としては、ラテン曲の物悲しさが充分注入されていて気に入ってる。
この曲の練習が増えるとともに、あれほど練習した「シンプリシタス」(バーデンジャズ組曲)の記憶がどんどん失われていく・・・余分なことが多く詰まったこの頭の引き出し・・・記憶を消さないと新しいものが入らない だのに・・・また一つネットで楽譜を見つけ挑戦している。「ショドー・ダ・バイアーナ」日本名は知らない・・・。すごく妖艶なラテン曲。けっこうややこいのだが、何とかこなせそう。ただ、この曲にも限界ぎりぎりのポジションがあり、Dラッセルのように楽々とはいかないようだ。 ああ、高校時代にこんな曲に出会っていたらもっともてたかもね。 さて、本題だが、相変わらずyoutobeを梯子しているが、今日は山下和仁の動画をいやと言うほど見た。彼のCDを何枚か買ったが、買うたびに失望感がぬぐえなかった。でも、彼の動画を見るほどに彼の持ち味ってものが少しだけ理解できたかも・・。 彼の場合は単に観衆に名演を聞かせるってことよりも、ギターと言う楽器の限界点に常に挑戦し続けている。つまりクラシックギターの求道者・・・そんな見方をすれば、今まで一般のプロの視点で見ていた自分が間違っていたような気がしてきた。 クラシックギターは楽器の中ではピアノ(鍵盤楽器だが、弦楽器といえる)と双璧の位置にあるようだ。つまり、ピアノを完璧な楽器と表現するとクラシックギターは欠点だらけの楽器。音量はないし、6弦の音程も完璧とはいえないし、フレットもおおざっぱ・・欠点を挙げたらきりがない。 そんな中、あまたあるクラシック曲を編曲してオーケストラにぶつけている山下和仁。負けないぞって気迫が伝わってきて頼もしい。エレキなどのまやかしの楽器とは次元が違う。世界に通用する唯一の日本人奏者として誇りに思わなければ・・・・でもクラシックギターの一番の魅力は繊細さなんだけどな~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.05.03 23:49:16
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