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テーマ:たわごと(26898)
カテゴリ:つれづれ
紺碧の 海の底には 悲しみが
落日の 蛇皮の音さえ 今昔 2009.6.29 大学時代、ひょんなことから沖縄に旅した。20日程本島から八重山諸島までぶらりぶらりの旅で、南への旅では後に奄美大島にも行ったが、この旅ほど感動しなかった。ちょうど米国の信託統治が終わって返還された年。返還されてまだ3ヶ月しか経っていなかったので、異国の雰囲気が至る所に漂っていた。思えば太平洋戦争で軍人より民間人のほうが多く亡くなった沖縄戦を経てアメリカの信託統治という名の下の占領を受けたわけだから、内地の人という区別による線引きもしたくなるとこの旅で実感した。それにしても竹富島から西表島に落ちる夕日を見たとき、ああここも日本なのだと感銘を受けてしまった。遠い遠い昔の話。最近過去ばかり振り返っている。人生の落日が迫っているのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.29 20:01:40
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