案山子の世界

どうせなら　銀河のもずくと　なりにけり


2009.7.11

何となく携帯ＴＶをいじってて(ＴＶの壊れた生活も５ヶ月)、たけしのＵＦＯ番組を見た。ばかばかしい番組だけど、この手はいつも壷に入ってしまう。(笑)そんななかで、２０１２年に地球が滅びるくだりがあったが、なんでも太陽のフレアが地球に届いて焼き尽くすらしい。それで、はたと思い出したのが変な宗教団体が叫んでいるフォトンベルトとかいう奴。これはプレヤデス星団(昴)の中に地球が入って電子レンジ状態になるってあほな話だが、これも２０１２年らしい。この説は何の説得力もなく、今回の説の方がまだましだ。世界は滅びるって唱えている宗教団体も多いが、自分たちには生き残る道がある、だから入信しなさいなんて馬鹿馬鹿さを超えている。
さて、ここ１０数年の間に宇宙科学は飛躍的に進歩し、望遠鏡で見る宇宙の世界は本当に幻想的ですばらしい。もし人類が唯一の生命体と自負するものがあるならば無知の極めだろう。但し、あまりにも宇宙が広大すぎて現実感として見れないのが事実。謎も深まるばかり。
地球に生存する生き物の中で人間は多少の知恵がついているため、今や驕りに驕ってしまっている。民族戦争も耐えない。地球の運命よりも、人間の存続が問題なのに環境破壊にばかり目がいっている。それこそ２０１２年から先の未来はないかもしれない。だったら人類が自滅するよりも天変地異で銀河のもずくとなるほうがましかもね。