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テーマ:☆詩を書きましょう☆(8463)
カテゴリ:詩
インクのきれたボールペン 09.10.21案山子 ぼくは夢の中で彼女に手紙を書いていた 実は・・・・ そこでボールペンのインクがなくなった 残された白い無機質な空間 想像すら拒絶する世界 ひたすら続きを考えていた 思い出せない・・・・ 放り出したボールペン うらめしそうに眺める自分の姿 すべては夢の世界 やがて心が動き出した でも・・・・ もうボールペンにインクはない 途切れた時間が崩れ落ちる音 闇に紛れた魑魅魍魎の世界 いつも自分自身に苛まれる ただ・・・・ インクのきれたボールペン いつまで経っても進まない 虚無感と焦燥感の世界 いずれ夢も覚めるだろう いずれ・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.10.23 18:53:50
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