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2009.11.03
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「山口県光市母子殺害事件で被告の元少年(28)=差し戻し控訴審で死刑、上告中=が、実名の掲載されたルポルタージュの本について、発行元の出版社代表と著者を相手に損害賠償と出版差し止めを求め、広島地裁に提訴していたことが2日、分かった。」

どうも光市関連の記事が出ると、毎回怒りがこみ上げてくる。今までも裁判のたびにブログに書いたが、人権が蹂躙されたのは被害者で、加害者は少年法に養護されて実名を挙げられていなかった。それが今回公になった訳で色々と問題点があるが、これによって裁判の判決に影響すればと思うと複雑である。著者が単に売名行為ならば人権無視の2チャネラーの輩たちと同等である。

「なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日」昨年新潮社から出版されたこの本を読んでわかったことは、常に冷静な態度で報道陣に出ていた本村さんの本当の心境であった。彼は何度も自殺を考えたほど、精神的に追い詰められていた。それが何故最高裁差し戻し裁判での死刑判決まで持ち堪えられたか。それは周りの人の支えもともかく、彼が司法を変えるパイオニアとしての使命感を強く持ったからである。裁判制度が変わりつつある今、彼の功績は大きい







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最終更新日  2009.11.03 18:11:39
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