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テーマ:☆詩を書きましょう☆(8463)
カテゴリ:詩
夏の帆風 白い帆先が眩しくて、きみは目を細め ぼくはといえば鼻歌を 波の飛沫にかき消され 見上げればもくもくと入道雲が湧き上がる じりじりと太陽が輝いて、きみの白い肌に突き刺さり サングラスの影に僕の目は まぶしい鼓動を映し出し 振り返るとぴしやぴしやとロープが船べりを打つ 青い山が翳りだし、きみは目を瞑り ぼくはといえば告白を 夏の帆風にかき消され 見渡せばゆらゆらと水平線に沈む赤い夕日 案山子 2007.8.21 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.08.28 17:36:18
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