案山子の世界

雨が降って蒸し暑い一日、扇風機はまだ仕舞えない。掛け布団も夏のままだ。

今、中華ドラマの「燃ゆる呉越」を見ている。戦国ドラマというより、今回は「呉越同舟」なる故事に基づいた呉越の王の人間ドラマ。考えれば紀元前のはるか昔の物語。中国4000年の歴史を垣間見れてちょっと楽しい、が・・・・・。

中国より遥かにインパクトの薄い韓国戦国史に人気があるのは、やはりドラマ構成がしっかりしているからだと、このドラマが語っている。何せ一話一話の終わり方が変、盛り上がりが少ない、俳優に華がない・・・。

と思っていたが・・・・、

今、最後の章を見終えたが、実にすごかった。鬼気迫るものを感じた。１３巻の集約が最終巻にあり、他の巻はこの巻を見るための序章に過ぎなかった・・・。

次に見るのは項羽と劉邦あたりが無難かも。