案山子の世界

今年の冬はセーターを一回も着ずに終えそうだ。仕事着はスーツの下にチョッキ（ベストだよね)を着るぐらいだし、外出の時はシャツとダウンジャケットだから。ただ、マフラーはしないが100金で買った手袋は欠かせない。というのは手が少し冷たいと白?化するから。糖尿病だから手の先まで血が通いにくい。部屋にいても冷たい状態だ。

可夢偉が調子いい。というかザウバーのニューマシーンがバルセロナの合同テストで4日間を通して最速を記録した。今の時点ではわからないが開幕に向けて期待感が高まる。ただ、レットブルは今年も突出しているそうな。早くレギュレーションで規制して欲しいものだ。

ところでレギュレーションといえば何故そうするか、何故そうしないのか、魑魅魍魎の世界。給油システムが導入されたために一時F1を見る気がしなかったしね。思い起こせばセナの死もレギュレーションの変更が左右されているような気がする。マクラーレンから移籍した時、急にウイリアムズのトラクションコントロールが全面規制されたため、不安定な状態のマシーンに乗らざるを得なかった。それでシューマッハに追撃される羽目になったのがあせりとなっていたはず。

映画で見たかった「猿の惑星･創世記」をビデオで見た。前回作に比べて意外にみごたえがあった。゛シーザー、コーネリアスの名前が懐かしい。この作品、前作のようなＳＦチツク(どんなんや？)ではないが、人間と猿の内面的な描写がすばらしい。また最近はやりの恋愛チック(チックが好きだね)さはなく、ともすれば哀愁がともなう。第一作は超がつく名作だと思っているが、それに近づいた作品。もう続編はいらないよティムバートン君。過去のリメイクになるからね。スターウォーズのようにどんどん茶番劇になって欲しくないのでね。

この作品で一番感じたことは、シーザー以外の猿のSFXのすばらしさだ。シーザーは知的な表現をださなければいけないので、普通の猿と違う描写が必要だからしかたないが、他の猿って本物使ってるようだ。一部使ってるのかな？