二号のゆううつ
小鬼一号が造形教室に行っている間、ピカッと空が光る度に慌てておへそを隠しつつレゴブロックで遊んでいた二号が、突然ふっとつぶやきました。「おかあさぁん。。。ボクね。。。」そっと母の袖口を手繰り寄せ顔をそこに沿わせながら「ボクねおおきくなってもひとりでくらしたくないの。。。」実は一号を送るその車内で二号が聞いてきました。「おかあさん。あのねおうちのおひっこしはもうしないの?」その直前、一号のクラスメイトのお引越の話をしていて「どうして皆なお引越は近くにするの?」と言うのがテーマでした^^もちろん遠方にお引越したお友達も何人かいますが・・・特に仲良しな間柄で入学してからのこの二年少しで近くにお家を買われたり建替えたりとそう言った事が何軒かあったのです。「うん、そうだね~。基本的には引越はないね~。あるとすればお父さんが会社の人からどこどこに行ってきてって頼まれた時くらいかな~」「あとはね~、一号と二号がうんと大きくなって”もう一人で暮らせるよ”とか”この娘と一緒に暮らしたいんだ”とか大きく強くなってから一人でか、彼女と二人でかで暮らし始める時かな~」と答えていました。(彼女の話なんてしたって二号にはわかりっこないのだけれど。笑)そんな話をしていたら造形教室近くに着いてしまって。一号が降りてから自宅に帰り着くまでに車内でうとうとと眠ってしまった二号。今日はスポーツクラブの親子体操ではしゃいでいたから・・・それに今朝はとても早起きだったしね家に着いて抱っこでリビングに連れてこられて5分ほどでどうやら睡魔はリセットされたご様子^^;ゴソゴソとブロックで遊んでいた時の二号の小さなつぶやきでした。「んん??どうして?二号は一人で暮らしたくないの?」はは~ん。。。さっきのあの会話。二号としてはとっても気になっていたのね。。。「うん。ボクはいやだもん」ふふふ。だよね~。そうだよね~。答えはわかりきっているのに二号の口から聞きたくて親バカ炸裂な質問を息子にする母。「どうしていやなの~?」「だって。。。にごうはね、おかあさんとおとうさんとおにいちゃんがいいんだもん。。。ひとりはいやだもん」そう言ってむぎゅ~っと抱きついてくれました二号の小さな小さなゆううつ。いつかはお母さんより彼女を選ぶクセにね~(笑)まだまだ先だけど。きっとあっと言う間だぞ。