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昨日はバグダッドからやってきたサラーフ・アルカサーブさんとムスタヒールアリスという劇団の「バグダッドの夢」という公演を見てきました。そこには今自分が暮らしている状況からは想像を絶するようなイラクの人々の生活の一端が映し出されていて、とても衝撃を受けました。屋根が壊れていて、雨が降ると雨漏りがひどく、家の中でも皆レインコートを着て、いつ何が起こるか分からない、命の保障もない極限の状況下では、人は本当に気が狂ってしまうだろうと思いました。その状況下で生きる人々の悲痛な叫びを、彼らは全身で表現していました。
パンフレットには、アルカサーブさんが 「夜、音から、あちこちの爆発音から解放されて、夢見ることを私達は夢見ている。願わくば夢見させてよ、平和を、穴や亀裂のない屋根の下で」 と書かれてありました。夢見ることすらもままならない極限の状況で暮らす人たち…。早く人々が安心して暮らすことの出来るよう、イラクに早く平和がやってくるといいのにと、切に思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.01.22 18:53:18
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