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カテゴリ:映画・映像のこと
W杯南アフリカ大会で少々かすんでしまいましたが、「小惑星探査機はやぶさ、7年かけて地球へ帰還」というニュースは久しぶりの大型天体ショーとして一部マニアの間で大いに盛り上がりました。
はやぶさ報道の余波で宇宙開発の予算が年々カットされまくっているというキビシイ財政が暴露されてますが、それでもJAXAは頑張っています。「我が家から自転車で30分」という絶好のロケーションに、この宇宙科学研究本部キャンパスがあります。 入場は無料。正面門で守衛さんに手続きをしてもらっていざ最新科学の見学へ出発です。 まずは野外展示で軽いジャブ。M―5(右)とM-3S2(左)ロケットの実機模型です。ニュースのネタとしては探査機の方がよく取り上げられますが、日本のロケットはコンパクトで大推力を得られる高水準の品質で、マニアに言わせれば「もっと注目されてもいいはず」のものだそうです。 ロケットを右手に流して研究・管理棟の1階ホールへ向かうと、そこがメインの展示場になっています。この展示スペースにでっかく鎮座しているのが、「小惑星探査機・はやぶさ」の原寸大模型です。 機体中央の金色のドームが最終的に地球へ帰還したカプセル。下に三つ並んでいるボールは世界の子供たちが集めてくれたメッセージをデータ化して詰め込んだ「ターゲットマーカ」という機器です。 このはやぶさカプセルが帰還するまでの苦労や、日本の宇宙工学技術の恐るべき先見性はここで詳しく書きませんが、一度検索などで調べてみる事をおススメします。プラネタリウムの番組としての映画「HAYABUSA」(後述)もありますが、「アポロ13」並みの大作映画にしてもいいくらいの逸話が満載です。 アポロ13(DVD) ◆ 20%OFF! こちらは打ち上げも成功してもっか売出し中の金星探査機「あかつき」の模型。コレも子供たちのメッセージをたずさえています。 デカイ写真ばかりで間が持たないので後編へ続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年06月29日 11時20分55秒
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