階段で
今朝、借りていたDVDを袋に入れて私に見せてきたなあくん。夏休み前は、毎週水曜日は放課後支援に預けずに、ヘルパーさんとのお出かけにしていて、いつもDVDを返却し、新しく借りて来ていました。言葉はないけど、「今日は誰と行くの?」と私に尋ねているかのようでした。今日が水曜日だということをしっかりわかっているのです。夏休みは水曜日も放課後支援にお願いしていたので、そのリズムも忘れているのでは?と思っていたのだけど、そういう記憶はバッチリだね。袋を私に見せて来た時にヘルパーさんの名前をいつも伝えていました。でも今日は名前を言えずに、その袋を手に取り、さっさとリュックに入れてしまいました。台風の影響で予定変更があるかも…と思い、言えなかったのです(^_^;)いつもじゃない私の様子にやっぱりなあくんは怒って。。。誰と行くとは言えなかったけど、「ツタヤ行こうね!」と伝えると落ち着きました。ヘルパーさんがキャンセルになっても私が連れて行けばいい。目的が達成できれば、それがヘルパーさんとでなくてもいいはず。急な予定の変更はなあくんのような自閉の子にはとても辛いことなんだよね。結局ヘルパーさんはキャンセル、ツタヤにはおばあちゃんが連れて行ってくれました(^O^)「すごいよ、なあくん。 返し方も借り方もしっかり覚えてるんだね。ご機嫌だよ!」とおばあちゃんから報告がありました。安心していたところにしばらくしてまたおばあちゃんから電話。「階段に座って窓を開けてあんたの帰りを待ってるんだけど…おかあさ~んって泣いてるよ。 何時に帰ってくる?」放課後支援が始まった4月まではこの光景が毎日でした。階段の窓からは駐車場がよく見えるので、私が帰ってきたことがすぐにわかるのです。16時すぎから座り込み、ずっと窓の外を眺めていたそうです。階段の窓は外が見やすいように網戸も全部開けてしまうそうで、家の中に蚊がたくさん入り込んでいました(>_