「からむし」 お引き体験
本来なら馬唆兎の総体の県大会に行くはずだったのに・・・ちっとも芽が出ないために地区予選で早々と姿を消してしまいました。(^-^;ということで母は予定があいてしまいました。な~んてね、負けた時点で予定は入れてしまいましたけどね。「からむし」という草があります。福島県昭和村というところでは、この「からむし」を使って「からむし織り」で村おこしを企画しています。去年はダンナに運転してもらって見学に行ってきました。私ではとてもとてもあの道を運転できません。(^-^;私の通っている織り教室では、とてもあの昭和村のようなからむし織りはしませんが(手間隙かかりすぎ)、向こうからしてみたら真似事かも知れませんが、からむしを使ってなにかしら織っています。実際の着物は、反物で100万くらいするそうです。そんなものは要らないから、手ごろに出来るものを体験したい。ということで、からむし取りに行ってきました。まず「からむし」という草?(葦のように伸びているもの)を刈り取り、葉っぱをこそげ落とし、茎の周りの皮だけをはぎます。そして、その皮についた余分な肉をこそげ落として(おひき)、中の繊維を取り出します。と、書くとこんな手順でしょうかね。本場は、中の繊維だけを取り出しますが、私達には無理な話です。洋服に仕立てるわけではありませんから。なので、この「おひき」はそこそこでいいのですが・・・私には不向きかも・・・1,2本やったあたりでギブアップです。(なさけない~)あくまでも体験学習ですから。(^-^)その時ひらめきました。この若い草をやったらどうなるのだろう。「おひき」が要らないのではないだろうか。でも周りの産毛は邪魔だな~。そこで、軍手で周りの産毛を落としてから、皮だけにしてみました。なかなかいいじゃない!!手順は楽なんですが、緑だけではつまらないかな~。あとは乾燥してから使うときに何か考えようかな。ということで終わろうとしたのですが・・・自分達で刈り取った「からむし」の「おひき」は宿題ということでお持ち帰りとなりました。え~~~~。一瞬、そのままコンポスト行きも考えたのですが、ま、せっかくなのでやるしかないか~。帰りに100均によってお買い物です。「おひき」用のへらとまな板。それに以前からやってみたかった、100均でそろう材料での織り道具。すのこと画鋲を買ってきました。久々にいくと買ってしまう悪いくせ・・・1日の労働(大したことやっていないのですがくたびれました)をやった後で、帰宅すると夕飯作りが待っています。こういう時に限って馬唆兎の帰りが遅い(T-T)。夕飯後、なくなく「お引き」やりましたよ。あんなにとった草から、出来たものは一握りしかありません。これを乾燥させて作品になるのは何時のことかな~。本当はコースターを作って甥の店で使ってもらおうかな~と思ったのですが、それは早々と断念しました。やはり手作りは手間隙かかります。