曹操閣下の食卓

□ミラノ・コレクションが開幕□

　２００７～０８年秋冬ミラノ・コレクションが１７日、北イタリアのミラノで開幕した。ファッションショーのモデルがやせ過ぎているという声に配慮し、イタリア政府と業界団体は昨年、「ふくよかな美」を推奨する宣言に署名したが、実際のショーでは従来通りのスリムなモデルが舞台を占め、宣言は無視されそうだ。
　初日のショーでは、赤や黄と黒を組み合わせるなど、はっきりした色使いが印象的で、女性的でノスタルジックなラインも目立った。
　モデルの細い体形をめぐっては、ブラジル人モデルが昨年、拒食症で亡くなったこともあり、本人や一般の少女への影響が憂慮されている。各地のコレクションは規制を試みているが、イタリアの宣言には強制力はない。
　ミラノでショーの観客に聞くと、年配の人からは「モデルはやせ過ぎで、本来の女性の姿を反映していない」という声が多い半面、「デザインそのものがやせた人向けなのだから、仕方がない」という意見も。
　１日目は新進デザイナーが中心で、「ジョルジオ　アルマーニ」「プラダ」など有名ブランドは１９日以降に登場する。 (共同通信)　［2007年2月17日22時19分］


★曹操閣下は万難を排して関西出張講義である。

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