|
カテゴリ:グルメ
ディズニーランドがハロウィーン祭りで大騒ぎしている秋の季節、
ディズニー・シーでは大人向けのグルメ祭り、ディズニー・アラカルトという面白い試みをしている。 常磐産ヒラメのグリル 栗カボチャとニラネギのラグー アサリとスカンピ海老、スモークハム添え チャウダー・ソース 二つの味のソースが上と下から料理をはさんでいる。 これだけで「食べながら味付けが微妙に劇的に変わる」というモレキュラー・テクニックが発揮されるわけである。 ラグーはフランス料理のソースで、アメリカでいえばハッシュド・ビーフ、イタリアンではボローニャ、要するにミートソースである。 ここにハロウィーンのテーマ、カボチャが仕込んである。 これをヒラメの焼き物の上にかける。 トロッと上面にたっぷりかかっているオレンジ色のソースだ。 白いチャウダー・ソースは下敷きに隠れている。 これが面白い。 普通の料理の発想ならば、魚料理にミートソースなんか使わないだろう。 魚介系のチャウダー・ソースと焼き海老でヒラメ、伝統的な料理ならばそうなる。 それだけでいいじゃないかという考えをズバッと突き抜けて。 「美味しければいいじゃないか」と魚に肉のソースをぶっかけちゃった。 それで味と香りが強いスモークハムまで薬味にのせている。 だからフレンチの料理人が見たら激怒しちゃうかも。 アメリカだから、それが許されるということがある。 これこそアメリカの思想の自由だね。 問題は味だが。 え。 そりゃもう。 うまいのナンのって。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.20 11:32:25
[グルメ] カテゴリの最新記事
|
|