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曹操閣下の食卓

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曹操閣下の食卓

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2008.09.16
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カテゴリ:グルメ
ディズニーランドがハロウィーン祭りで大騒ぎしている秋の季節、

ディズニー・シーでは大人向けのグルメ祭り、ディズニー・アラカルトという面白い試みをしている。

g 021.jpg


常磐産ヒラメのグリル
栗カボチャとニラネギのラグー
アサリとスカンピ海老、スモークハム添え
チャウダー・ソース

二つの味のソースが上と下から料理をはさんでいる。
これだけで「食べながら味付けが微妙に劇的に変わる」というモレキュラー・テクニックが発揮されるわけである。

ラグーはフランス料理のソースで、アメリカでいえばハッシュド・ビーフ、イタリアンではボローニャ、要するにミートソースである。
ここにハロウィーンのテーマ、カボチャが仕込んである。
これをヒラメの焼き物の上にかける。

トロッと上面にたっぷりかかっているオレンジ色のソースだ。
白いチャウダー・ソースは下敷きに隠れている。

これが面白い。
普通の料理の発想ならば、魚料理にミートソースなんか使わないだろう。
魚介系のチャウダー・ソースと焼き海老でヒラメ、伝統的な料理ならばそうなる。
それだけでいいじゃないかという考えをズバッと突き抜けて。

「美味しければいいじゃないか」と魚に肉のソースをぶっかけちゃった。
それで味と香りが強いスモークハムまで薬味にのせている。

だからフレンチの料理人が見たら激怒しちゃうかも。
アメリカだから、それが許されるということがある。
これこそアメリカの思想の自由だね。

問題は味だが。

え。

そりゃもう。

うまいのナンのって。





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Last updated  2008.09.20 11:32:25


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