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曹操閣下の食卓

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2009.01.07
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カテゴリ:グルメ

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これはカルフールのワイン倉庫。

今回の話はワインのテイスティングの会の話である。

ムートン・ロートシルト社の日本部長がわざわざ世界未公開のムートン・ロートシルト2006の試飲会を主宰するというので行ってみた。

部長の話では、ロートシルト社では最近、南米などにもワイナリーを持っているが、今日のワインはすべてフランス産の本社統括で生産した製品を持参したと。


1. CARAVAS CHARDONNAY / LANGUEDOC ROUSSILLON \2,625

ラングドック産のシャルドネ。
今は同種はカリフォルニアが有名だが、もちろん元祖はフランスである。
赤ワインの食前酒が軽い白ワインというわけ。



2. CH. D'ARMAILHAC / PAUILLAC 1995 \ 12,600

1995年というと、平年並みの出来の年だということである。
これに圧倒された。
まずハチミツのような甘い香りがついている。
これはヒノキの樽酒がうまいように、13年間もワイン樽の中で発酵がすすみ、メイプルシロップのように香ばしい樹液が自然に染みこんでいるのである。
こんなにうまいワインはヨーロッパでもなかなかめぐり会えない。



3. CH. D'ARMAILHAC / PAUILLAC 1994 \ 8,925

これは平年以下の出来の年。
しかも瓶詰めしてから14年間熟成した。
これが前年の樽詰めワインと比較されたのはショックだった。
もっともショックだったのは、こういうワインをソムリエの言葉「おいしいですよ」ということで飲んでいたこと。

前年の樽詰め熟成ワインと価格差はあるけれど、まったく別物だということである。
しかも、こんなのが「いいワイン」だと信じていた自分が愚かしい。

私は部長にいったものだ。


Tous les sommeliers japonais doivent être des menteurs !
 (日本のソムリエはみんなウソをついている)








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Last updated  2009.01.08 21:12:09


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