カテゴリ:人々
先日、カラ夫や友達のSちゃん、Oくんに誘われて農場へ行った。
なぜ農場に行ったかというと、Sちゃんの知り合いが農夫だから。 スイスに住み始めて以来、田舎というものがますます嫌いになる一方、都会の空気が恋しくて仕方ない。 そんな私はもちろん、農場に行くということをカラ夫やSちゃんから聞いた時、 「なんで農場なんてところに行かなきゃいけないわけ?他に行くとこないのかスイス人。 農場なんてつまんないうえに、靴が動物のうんこまみれになって終わりじゃん」と心の中で思っていた。 それでも結局行くことになっていやいや行ってみたら、そこであることを学べたので 行ってよかったという結論に達した。 何が良かったのかというと、早い話が、Sちゃんの知り合いの農夫さんが超かっこよかった(笑) なんていうか、彼の着てる洋服とかはもちろん農夫だから汚いトレーナーとジーンズで 彼の靴も動物のうんこがついてるんだけど、それでも何故かかっこよく見えた、その農夫。 彼がかっこよかったのは、きっと人間性というか、その人が醸し出す雰囲気だったんだと思う。 で、動物が好きなのねって周りがわかるくらい、動物とコミュニケーションがとれてて 農夫の仕事に誇りをもってるというか、そういう雰囲気が出てた。 だから汚い格好してても、うんこがついた靴をはいてても、かっこよかったんだと思う。 それとは逆に、その日、イタリアのTV番組を見た。 「Uomini e donne(男と女)」ってタイトルの番組なんだけど 複数の男女がねるとんみたいなことをやってる番組。 それに出てるイタリア人の男、私が見た農夫より何十倍も高くていい洋服を着てるし 顔つきも決してぶさいくではないが、なぜかオーラがない。 そしてもちろん靴にもうんこはついてないのに、なぜか彼かっこよく見えない。早い話がキモイ。 なんか、女探ししか脳がないって感じで、中身のないような感じの男性だった。 この対象的な二人の男性を見て思ったこと。 私もこの農夫みたいに、雰囲気のある人間になりたいな。 で、ねるとん番組のイタリア人男みたいに、空っぽなキモイ人間だけにはなりたくない。 (ま、結婚してるんで、さすがに男探しはしませんけどね(笑)) 私なりにですが、そんなことを学んだのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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