愛犬の旅立ちとお見送りについて Part.2
前のブログでショコラちゃんの旅立ちの時のことを書いたので、今回はお見送りの時のことを書こうと思います。我が家では「個別火葬」を選びました。どのようにお見送りするか、はあまり考えたくありませんでしたが、食べ物をまったく受け付けなくなってから、真剣に考え始めました。居住地の保健所に依頼すると費用は2,000円で引き取ってくれるようですが(自治体ごとに異なるかもしれません)、私は個別でしたかったのでまず保健所の選択肢は外しました。ネットで「愛犬」「見送り」「虹の橋」「火葬」「個別火葬」「居住地」などで検索すると色々ヒットするので、何件か目を通しました。問合せのメールフォームがあったので、そこに依頼者の連絡先、犬種や体重をいれるとすぐに折り返しの電話がありました。「今すぐにというわけではないが、いよいよだと思うので、準備をしておきたい」旨を伝えると、オペレーターの方が丁寧に応じてくれて、費用を教えてくれました。「ミニチュアダックスで体重6キロだと、火葬車による個別火葬で23,000円、それ以上の費用を請求するこはない」との返答で、オペレーターさんの感じも良かったのでその時がきたらそちらに依頼します、と伝えて電話を切りました。このように事前に連絡してあったので、実際に依頼する時もスムーズでした。10月8日に旅立っていき、翌日の朝、見積りをお願いしていたところに連絡しました。受付状況によっては当日は火葬できないかも、とのことでしたが、夕方18時ならあいているとのことで、その時間にお願いし、家の近くまで火葬車にきてもらうことにしました。個別火葬は個別に火葬車(火葬の施設のついた車)で火葬してくれて、お骨も手元に戻ってきます。お骨上げまでさせてもらえるプランもありましたが、我が家はマンション住まいで長い間火葬車を止めておけるスペースがなかったのでこれは断念しました。余談になりますが、翌日の10月9日は、動物病院の予約を入れており、予約キャンセルの電話を動物病院にするのが一番辛かったです。泣きながらの電話になってしまって、今までのお礼も言えなかったので、後日担当してくださった獣医さんにお手紙を書きました。当日、約束した時間にペットセレモニー社から電話があり、指定の場所にショコラちゃんを連れて行きました。担当の方は非常に丁寧で「誠意をもって最後までさせていただきます」と言ってくださって、安心してお任せできました。車にショコラちゃんとお花を乗せて、いよいよお別れの時になりました。好きだったオヤツをいれてあげることもできるそうです。最後にショコラちゃんに「ありがとう」、「またね」と声を掛けることができてよかったです。1時間ほどでもう一度連絡があり、お骨を受け取ることができました。骨壺とケースも費用に含まれており、最初に聞いていた費用を請求されることはなく、支払いもカードを使うことができました。今も我が家にはショコラちゃんのお骨があり、お水やフードをお供えし、写真に向かって声を掛けています。大切な存在だったので、しばらくは我が家にいてもらい、その後どうするかは家族でゆっくり相談しようと思います。お別れは悲しいことですし、これを書きながら、あれこれ思い出して涙がでますがこのような体験談によって心の準備ができる方もいると思います(私も色々な方の体験談を読ませていただいていたので)。どなたかのご参考になれば幸いです。