日本で報道してるかどうか知らんが、4月末に結婚したウィリアム王子さまと毛糸ミドルトン妃って今カナダにおるんやで。結婚後初めての海外訪問に属国(コモンウェルス)の1つであるカナダを選んだらしいぜ。7月1日のカナダ・デイ(建国記念日のようなもの)に首都のオタワに入り、トロントだのモントリオールだの赤毛のアンのプリンスエドワード島だのオーロラで有名なイエローナイフなどを周って、7月7日はカルガリー・スタンピードというカウボーイたちの祭典を見にカルガリーにいるんだぜ。7月8日からはアメリカ入りしてカリフォルニアで有名人に会うんだって。2人の姿を見ようとあちこちで人垣で出来てたいへんみたいよ。ニュースでも2人の行動を来る日も来る日も執拗に追い回してて、オレなんてウンザリさ。まあ中にはアンチ英国王室グループが抗議活動をしてるような都市もあって、そういう話を聞くとかえって安心するよ。
ところでこの日記を書いてるのは7月7日なんだが、更新が滞り過ぎてあまりに間が空いてしまうのがイヤで、テキトウに数日前の日付を選択して日記を書いているのである。午後9時のニュースを見ながらこれを書いているが、ニュースはもうずっとカルガリーにいるウィリアムとケイトの2人を延々と生中継で放送している。アメリカのTV局のニュースを見ても2人の訪問の話なんて全然報道してないぜ。ほかにもスペースシャトル最後の打ち上げの話だのFacebookでスカイプが出来るようになる話だの子殺し母親のケイシー・アンソニー無罪判決の話だのいくらでも重大なニュースがありそうなものだが、さすがエリザベス女王を国家元首に戴くイギリスの属国だよな。
そういえば7月7日って七夕なんだよな、ベリーサンやドイモイさんのブログを読んで気づいたよ、そして七夕って短冊に願いごとを書いたりする習慣があったことも思い出したよ、例年この時期はアイアンマンの本番直前トレーニングで日付を意識するヒマもなく生活してたからタナバタなんて習慣のことはすっかり忘れてたよ。オレは不可知論者だから神とか織姫彦星に祈ったりしないし、そもそも毎日満ち足りてるから超越的な存在に何かを願ったりすることはないけど、正直に言うと、ここ10年で2回くらい、流れ星を見たときに願掛けしたことはあるよ、ホラ、よく流れ星が光ってるうちに願い事をすると叶うとか言うじゃん、まあ、アメリカ・カナダじゃ聞いたことないからあれって日本だけの習慣なんだろうけど。
どんな願いごとしたか正直に言うと、1回目は次回のマラソンを目標のタイムで完走できるように...とか、2回目のときはその年のアイアンマンを無事完走できますように...とか、そんなことだよ(笑)。...ホラ、仕事から帰ってから夜空を見ながら走ってる時、たまに流れ星とか見ることもあるんだよね。当然マラソンとかアイアンマンの目標達成のために走ってるわけだから、ふと目の前で星が流れた時に考えつくことってどうしてもそんなことなんだよね(笑)。ちなみにどちらの願いもちゃんと叶ったよ(笑)。でもさ、考えてみると、咄嗟に星が流れた瞬間に願掛けが出来るくらいいつも強くそのことを考えてるわけだから、その願いが叶うのも当然なんだよね。だから、流れ星を見たら願掛けしてみるといいよ。自分がどれだけ真剣にその願いのことを強く意識しているかの確認になるからさ。タナバタの短冊やカネ払って買う絵馬なんかより叶う確率はゼッタイ高いゼ!
つーか、日本の都市部じゃ星なんてほとんど見えないか(笑)。この前帰国した時も、首都圏じゃ晴天の日でも天の川が見えなかったもんねえ。火球レベルの巨大隕石でもないと流れ星なんて見えないのか。そもそもビルや街頭が邪魔で見える夜空の面積が限られてるし。都会の子供にとって「天の川」なんて想像上のものだったりするんだろうねえ。まあ、脳内は大気汚染からも高層ビルからも自由ですから、織姫と彦星でもウィリアム王子とケイト・ミドルトンでも何でもいいし、これを機にせいぜいロマンチックな夢を見たらいいよ。脳内の星に願いを。
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