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ひさびさにブログを更新したところ、パソコンに「お願い、ブログ記事を削除して」とのメッセージが送られてきた。
さいきん交際を始めた日本人女性からである。郡山ハルジブログのことは彼女も知っている。 ブログにこの女性について書いた内容が気になったらしい。 彼女についての記述はあくまで副次的なポイントだったのだが、 その記述を読んだ訪問者から自分のことがどう思われるかが気になるという。 実は過去2週間ブログを更新していなかったのはこの女性がウチを訪れていて、その間「自分のことを書かないで」と言われていたからなのだが、彼女が帰ってひさびさにブログを更新しようかと思ったら、この削除要請なのである。 どうしても自分のことをブログに書くなら「女性とお付き合いしている」のひと言でいいではないか、どうしてそんな詳細なところまで書く必要があるのか、と彼女は言う。 ボクは別にいちいち必要性を考慮して記事を書いたり書かなかったりしているわけではないし、ましてやこのブログはボクの実名ブログではなく偽名半架空ブログである。 有名人の実名ブログみたいに「ある女性とお付き合いしています!」なんて私事を電撃発表する“必要性”もない。 ここに書くのは自分の身の回りに起こることがベースになっているとはいえ、あくまである程度普遍性のある匿名的トピックだと思っている。 しかし、ボクを個人的に知っている者にとってはこのブログを書いているのは郡山ハルジではなく○○○○(←ボクの本名)であり、いくら架空だと繰り返そうが「自分のことが書かれている!」と思ったらもう冷静ではいられない。 仕方がないので、今後は記事をアップする前に彼女に事前承認を得ることにしたらどうかと提案したら、「ブログがそんなに大事ですか」と来た。「ワタシとブログのどちらを取るの?」と言わんばかりである。この議論の方向性はマズイ(笑)。 そこでボクは「自分が大事だと思っていることを書いているという点ではブログは大事です」と答えた。 ボクが日頃どんなことを考えているか、どんな価値観の持ち主か、どんな経験をしてきたか...そんなことがこのブログにはぎっしり詰まっている。 彼女自身、ボクについて知っている情報の多くはこのブログから得ている。このブログに書かれた情報を抜きにしては彼女もボクを語れないはずだ。 結局、ボクはお願いされたとおり記事をすぐに削除し、その一文は幻の記事となった。 まあ、その記事を文章に書くことですでに得ることがあったので、削除することに異存はなかった。 そういうこの記事も、彼女はきっと「また性懲りも無くワタシのこと書いてるゥ~」と思うかも知れない(笑)。 しかし、もしこの記事がアップされたままだとしたら、それは彼女がボクにとってこの偽名ブログの意味を理解してくれた証拠に違いない。 あるいは、単純にボクへの不信を深め、別れを決意した証拠の可能性もあるか(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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