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カテゴリ:たわごと・仕事・愚痴
朝、ボスと雑談をしていて、ふと「ところで、婚約指輪はどうするんだ」と訊かれた。
ボスは先月オレのところに女が遊びに来ていて、その彼女が日本に帰った後は「結婚を前提とした交際」云々という話になっていることを知っている。 結婚を前提としているということはいずれ婚約ということであり、婚約をすると「婚約指輪」とやらを世の多くの人がくみ交わすのは、欧米も日本も同様である。 しかし、オレは世の多くの人が従っている常識には無関心な生活をしている。「婚約指輪」のような婚姻に関する慣習などその最たるものだ。あれはそもそも中世からのクリスチャンの習慣ではないか。つーか、あれはバレンタインデーのチョコレートと同様、日本のジュエリー業界によるマーケティング戦略により定着してしまった悪しき慣習である。 とは言うものの、オレの交際相手はごく常識的な女性である。一方で、郡山ハルジ・ブログを読んでオレに関心を持ったとも言っていたので、まあオレが婚約指輪のことなど考えていなかったとしても驚かないとは思う(笑)。 オレはボスに、指輪みたいなものを指にしてると気になるから個人的には好きじゃないんだけど、彼女がどう考えているのかいちおう訊いてみるわ、と答えた。たしかにこういうことは早めに訊いておくに越したことはないし。 ボスとそんなやりとりをしてまもなく、彼女から届いたEメールに、結婚するならばこれから考慮しなければいけないカネが掛かる事項として、婚約指輪、結婚指輪、結納、結婚式、ハネムーン、新居、生活費、そしていずれは養育費...etc.といったさまざまなイベントが羅列されていた。やっぱり婚約指輪は彼女のリストに入っていたか(笑)。 オレは自分の主義主張にはこだわらない柔軟性のある人間なので(笑)、彼女と話す機会にさっそく指輪の話を振ってみた。オレは妥協して結婚指輪を交わすことに反対はしないものの、婚約指輪はとても無駄に思えるといったことを話した。その意見に対して彼女は自分の希望は強く主張はしないものの、ガッカリしている様子は明らかであった。結局、オレは「婚約・結婚兼用指輪」というセンでどうかという妥協案を提示して、一旦話を終えた。 後日「婚約指輪の問題は解決しました、ご安心ください」とのメールが届いた。…そうか、何か分からないけど、解決したのか(笑)。オレの兼用指輪の案で妥協してくれたということだろうか。まあ、せっかく解決したというのだから、この話は蒸し返さないでおくことにしよう(笑)。ただ、結婚指輪のほうはちょっとはいいモノを買ってあげよう、と思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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