|
カテゴリ:たわごと・仕事・愚痴
昨日このブログを開いたところ、お気に入りブログの更新情報ページで「銀魂うさぎ」さんの日記がひさびさに更新されているのを見て、ぶったまげたと同時に、不安になりました。
なぜかというと、銀魂うさぎさんは2009年にブログ上で癌の再発を告白、『日記の空白が長くなったら、天国へ逝ったと思ってちょ。』などと書き残して間もなく更新が途絶えていたので、もう亡くなったのだろうかと思っていたからです。 かつて某省庁に勤務、国内外で弱者のための活動に尽力する正義の味方。ぼくが先日の日記に書いたような、社会のあり方に疑問や不満があるなら良くなるように自分自身が努力をしたらいい...というのを、諦めることなく実践しているすごい人。 なんとなくお気に入りリンクを切るのも縁起が悪いのでそのまま残していたのだが、2年半ぶりに更新されているのを見ていちばん最初に考えたのは、「誰かが彼女の死後ログイン・パスワードでも発見して、彼女の最期について書いてくれたのかな」ということであった(笑)。あと、銀魂うさぎさんのような人並みはずれたエネルギーの持ち主なら、霊界からブログを更新するようなことも可能かもしれないと、つい妄想して不気味に思ってしまったのである。 なにせ、再発した癌だし、本人が『日記の空白が長くなったら死んだと思って欲しい』と書いてたんだもの、「本人が存命していて日記を更新した」という発想がいちばん最後にきたのは無理もないと思う(笑)。 ま、それはさておき、ご本人は昨年12月に一旦癌を克服して退院したものの、まもなく癌の転移が判明。『癌の最終ステージの一つ手前』にあり、化学療法を再開したという。『向こう5年が勝負』と医師から言われながらも、『5年も生きられればラッキー、大儲け』だと言っている。なにせ、再発を宣言されてからすでに3年近く生きているんだもんなあ。 ブログ上ではいつも主に政治の話題に的を得た辛口のコメントをされていた彼女だが、2年半ぶりの日記では過去2年半のうちに起きた政権交代後のゴタゴタや、1年前の東日本大震災&原発事故についてはあまり言及せず、ただ『民主党の頑張らなさぶりには愕然』とだけ書いていた。この期間、病床にて死の病と闘いながら、これらの出来事をどのように感じておられたのだろう、と思う。きっと大震災の時などは、自分の状態も顧みず、被災地ボランティアに行けないことを悔やんでいそうな気がする。 これまで海外に住んできたので日本で起きているさまざまな問題事に傍観的な態度をしてきた自分だったが、自分が日本にいちど戻ろうかというタイミングで銀魂うさぎさんがブログ上に復活したのは、これからはこれらの問題事を傍観せずに向き合うようにプッシュされているような気がちょっとだけした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|