2011年 6月 6日
バリ島の民俗音楽 ガムランをご紹介致します。
今回はスリン(竹製の笛)を中心にご案内致したいと思います。
いつものように下記のそれぞれの
青い色の文字をクリックすると
youtubeの該当するページが開き演奏が始まります。
Suling (Balinese flute)
題名がスリン(バリの笛)・・・その物ズバリで、検索で一番最初に出て来ました。
これまでの華やかなレオンやガンサなどの音色より、笛の音が強調されてちょっとだけ素朴な響きがしませんか?
映像はバリ島のデンパサールでの撮影です。
Bali Ubud - Flute lesson
スリンの練習風景です。純粋にスリンだけの音色を聴けます。
映像はバリ島のウブドでの撮影です。
The Balinese Traditional Gambelan Bamboos & Flute Music
つい目を閉じて美しいバリの風景を思い浮かべながら聴き入ってしまいそうになる軽やかな竹製のガムラン楽器とスリンの響きですね?
写真のスライドを見ていて、学生の頃に友人の誕生日のプレゼントとして、バロンの面をプレゼントした事を思い出しました。
彼は、自分の部屋の入り口に「魔除け」として掲げていたのをふと思い出しました。
Bamboo Music - Putri Ayu
続けて同じような演奏になります。
Balinese Legong Dance
気分を変えて・・・。バリ島のレゴン・ダンスです。
華やかなガムランのグンデルの音が心を癒して呉れますね?
踊り子の目線や手や指などの動作は、やはり古代インドの影響を強く受けていると思わされます。
Balinese Dancers Ubud Bali
バリのウブドの踊り子達
バリ島の中でも芸術や音楽・民俗習慣が盛んなウブドの町は、ウブド王宮を中心に栄えています。
観光客の為にこの様な催しが開催されていますが、元々は旧王族が芸術を保護してきたので、伝統的な民俗文化が残されています。
Balinese life vol.1
ガムランから離れてしまいますが、バリ人の日常の生活のデータが有りましたのでご覧下さい。
バリ島の宗教は、皆様もご存知のようにバリ・ヒィンドゥー教徒が人口の90%以上を占める土地柄です。
この映像のように、各家庭ではヒィンドゥーの神々を祭る祭壇や場所にチャナンと呼ばれるお供え物を配って回ることから朝が始まります。
バリ・ヒィンドゥー教は本来のインド・ヒィンドゥー教とインド仏教、そして彼ら古来の土着宗教とが融合して出来上がった宗教なので、インド・ヒィンドゥー教とは少し違います。
しかし、その土台は変わらず同じ精神が流れています。
Balinese life vol.2
各自の家のお供え物の儀式が済むと、彼らは近くのバリ・ヒィンドゥー教の寺院にお供え物を持って参拝に行きます。
この様にバリ島の人々は、宗教的な儀式に多くの時間を費やして居るのです。
バリ島が「神々の島」と呼ばれる理由は、この様な生活習慣や宗教観から来ています。
バリ島独特な宗教儀式の中心となっている女性の仕草がとても美しく感じるのは私だけでしょうか?
下記の私のHPに、最初から現在の音楽データを纏めて記載致しております。
一度に全てのデータを聴く事が出来ます。
下記のリンクよりお越し下さい。
→
世界の民俗音楽のご案内