ビールとドイツ音楽の夕べ in 丸亀
8月26日(金)の18時30分から、丸亀城の市民広場で「ビールとドイツ音楽の夕べ」が開催されました。
第一次世界大戦の中国でのドイツ兵捕虜達を収容した丸亀俘虜収容所(本願寺塩屋別院)で、音楽家でもあったエンゲルを中心に楽団を結成したそうです。
彼らは本願寺塩屋別院で収容されていた二年五ヶ月の間に26回の演奏会を俘虜収容所で開き、また丸亀市内でも演奏会を開いた記録が残っています。
丸亀俘虜収容所が閉鎖された後、徳島県鳴門市の板東俘虜収容所(徳島)に移送されて、その地で
日本最初のベートーベンの第九を丸亀で結成された楽団が中心となって初演した事で有名です。
板東俘虜収容所が在った近くに、彼らを記念して「鳴門市ドイツ館」が建てられて、私も何回も訪れています。
また、その俘虜生活を描いた映画「バルトの楽園」も作製されて、その映画村も在りました。
この様に丸亀は第九ゆかりの楽団を産んだの街として有名です。
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