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カテゴリ:閑話休題(思い付くままに)
東日本大震災から一年が過ぎて・・・
お亡くなりになられた多くの方々のご冥福をお祈り致します。 そして、今なお以前の生活に戻れない多くの方々や、余儀なく故郷から遠く離れて生活を選ぶしかない方々にも、、早く復興の日が訪れますように願っています。 暫く沈黙してしまいました。 言い訳になってしまいますが・・・今回ほど自分の無力さを感じた事はありませんでした。 せめて自分に出来る事と考えて、電子書籍出版社「でじたる書房さん」の協力を得て自分の著作を買って頂いた代金を、日本赤十字社にでじたる書房さんから贈って貰うことしか出来ませんでした。 私の著作の代金など微々たる義援金にしかなりません。 もう少し若ければ、そして研究所を辞めていなければ・・・・きっと休みを貰って現地へボランティアとして赴いていたと思います。 でも、今回は・・・・。 阪神大震災の時は矢も盾もたまらずに、仲間と一緒に震災の一週間後に神戸の住吉区に入り、讃岐うどんを一週間炊き出しをしました。 今回はそのような仲間も無く、自分ひとりでは何も出来ないのを思い知らされてしまいました。 そう云えば、あの阪神大震災の現場で思い付いた色々な発意案件・・・。 避難用シェルター・大人数人で建てられる簡易住居・などなど・・・結局、何一つ実現出来ていません。 研究所で「これを開発したい」と、何回も上層部に上申しましたが、そのたびに却下されて・・・。 仕方なく色々なメーカーや地方自治体などに個人として提案しても、個人からの提案は無視されてしまいました。 ここ数日のテレビ報道や新聞の記事を読んでいると、私が考案した装置や機器などに近い物が実際に発表されて発売までされていました。 もっと頑張っていたら、今回の震災に間に合って、少しでも多くの方々が津波や家屋倒壊の被害者にならなかったのではと思うと、不甲斐無さと自己嫌悪に落ち込んでいます。 また、地震学や地質学は専門外なのに、波(電磁波)の研究が専門だと云う事からか、その地震波や津波(両方とも”波”が付いていますね?)からの被害軽減の研究を何年間もやってきました。 しかし、今回の規模の地震が発生した時には、私の研究成果では歯が立たないのが事実です。 いわゆる「想定外」の言葉で逃げるしか無かった研究成果になってしまいました。 こちら西日本でもいつかは起こるのが確実な大震災・・・。 それまでに私の研究を形有る物にしたいと願っています。 蛇足になりますが、私が住んでいる隣の市には「人口土地」と云う建造物が在ります。 私が子供の頃に建てられたと記憶しています。 津波が到達する地域に、足高の人口土地を建設し、その上に住居を建築し、その人口土地の下部に店舗や工場、駐車場などを建設するもの、一つのアイデアだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 13, 2012 10:46:44 AM
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