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革命的現代バレエ「白毛女」
10月最初から体調を崩して寝たり起きたりの毎日です。 調子が良かったら、流星群を観るために夜中に起き出し・・・嫁はんに怒られています。 昨日(11月14日)は流石に一日中伏せってしまいました。 ここで大人しく療養する私ではないので・・・youtubeで観たい動画を探して観ることに・・・。 以前から大好きな唄「北風吹」を聴こうと探してみました。 新しい動画データが有りましたので、一時間三十五分ほどのお時間が有られる方は下記のyoutubeのリンクよりご覧下さい。↓ 現代舞《白毛女》(1971) 途中からピントが甘くなってしまいますが・・・。 ご存じのように、「北風吹」は革命的現代バレエ「白毛女」のテーマ曲で、1955年に松山バレエ団がバレエ化し、1058年に中国で上演されたのが最初です。 もちろん演劇としてそれ以前に上演されていました。 この動画データは上海バレエ団の公演の動画です。 小学生低学年の頃・・・文化大革命以前から自作ラジオで北京放送を聴いて、古典的な中国音楽が大好きだった私は、文化大革命によってそれまでの音楽や芸術を否定し、知識階級(教授、医者、弁護士など)を下放(僻地に強制連行し、強制労働をさせた)政策などを許せずに、当時中学生の私は仲良くしていた北京放送の担当者に抗議の手紙を送りました。 結果は・・・完全無視と絶縁・・・。 その辺りの話しは下記の私のホームページへお越し下さい。↓ 個人的懐かしのメロディー 大嫌いな中国革命ですが、この「北風吹」はずっと心に残っている大好きな唄です。 さて動画の内容ですが、ガチガチの中国共産党の毛沢東思想です。 要はブルジョアが労働者を搾取していて、そこを中国共産党の解放軍が彼らを救うと云う、この当時ではこれしかない内容のバレエです。 私が皆様にお勧めする理由は・・・中国古典の京劇の「大見得」の動作が面白く感じているからです。 それから何故「革命的現代バレエ」なのか・・・。 それは唄が一緒に上演される事かららしいです。 蛇足ながら当時の中国人の価値観は、一番重要なのが中国共産党への忠誠と毛沢東思想の熱烈な信望でした。 ですからプリマドンナが美人でバレエ技術が高度でなければならないと云う理由が無く、思想的に堅固な毛沢東思想を信じているかが重要で、そのような観点から配役が決まっていたようです。 文化大革命当時は、結婚の相手に求めることは、「思想と党への忠誠」でそれ以外はどうでも良かったと、当時の中国人は語っていたのを覚えています。 それから言うと、現在の中国は変わってしまいましたね? 表面上は共産党への忠誠を示しながらも、超個人主義が観られます。 願わくは中国との友好が良好になりますように・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 15, 2012 05:03:33 PM
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