「All Sewn Up: Behind the Webb」
2018年以降に打ち上げが予定されているジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope)の「遮光板(sunshield )」はテニスコートほどの大きさを持っています。
ビッグバン(宇宙創生の大爆発)の時の残り火(赤外線(宇宙背景放射))を観測するために、観測センサーだけでなく衛星機体も超低温にする必要があります。
その為に反射鏡を-220℃にまで冷却するだけでなく計測機器、制御機器なども冷却する為に、太陽からの熱線(赤外線)から守る遮光板が必要になります。
その必要性から太陽とは反対側150万kmの位置の空間へ、つまり地球によって太陽光が遮られるラグランジュ点(L2)に静止する軌道へ打ち上げられます。
宇宙工学は、いわゆるロケット工学だけでなく、今回の遮光板に関する材料工学分野の研究者や技術者も参加しなければなりません。
動画でも実験していますように、引っ張り強度試験機などを使って、遮光板に使うフィルムの研究開発が行なわれています。
↓↓↓↓↓ All Sewn Up: Behind the Webb
「M7: Open Star Cluster in Scorpius」
≪M7:さそり座の中の散開星団≫
散開星団の中でも有名なのがM7星団で、約100個の恒星が集まっている散開星団です。
さそり座の尾っぽ近くに在り、肉眼でも観える青白い星の集団です。
↓↓↓↓↓ M7: Open Star Cluster in Scorpius