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カテゴリ:つぶやき
アルタイ諸語
病床で臥せっている時、16日にお話した英語俳句のイギリス人の友人の事を思い出していました。 カトリック殉教者(韓国人)の聖人列聖式が韓国で有って、そこで彼と再会したのです。 長男がまだ二歳で、嫁はんと三人で、また多くの在日韓国人の方たちと一緒に巡礼に参加しました。 考古学少年だった私は・・・。 工学研究費調達の為に、考古学会へ出そうと研究していた成果を利用して、私の小説の題材として書いている下記の内容ですが・・・。 アルタイ諸語(私が高校生の頃の学説では「ウラル・アルタイ語族」)の日本語と韓国語は、私の研究では三重言語だと・・・。 縄文人は南方系(オーストロネシア語族)と北方系(古シベリア諸語;アイヌ語・ニヴフ語)に、弥生人が「呉越同舟」の越国の南に住んでいたいくつかの部族が、南下して越南=Yen nan=Viet Nam=ベトナムになったり、海を渡って韓国(主に三韓時代の弁韓国へ)や日本へ・・・日本へ渡ったグループは弥生人ですよね? それらのベトナムや韓国、日本では、縄文人に相当する部族と後に侵入する弥生人に相当する部族とが混血し、また我が国と韓国は「アルタイ諸語」の支配者グループが最後に侵入して、アルタイ諸語の日本語や韓国語が出来上がりました。 ですから、縄文語と弥生語の単語などの特徴を持ったアルタイ諸語になる訳です。 さて、話を元に戻します。 音読み(呉音・漢音・唐音(宋音・唐宋音)・慣用音)と訓読み(やまと言葉=上記の日本語読み)の二種類以上の漢字の読み方を持つ我々は、同じ日本人の名前の漢字を読めない事が多いですよね? 殆どの人が私の本名を読めません(この六十年間で家族親類以外では二人だけ・・・)。ペンネームの亀山築城の「築城=ちくせい」も読めない様ですが・・・。 その事をイギリス人の友人に話したら・・・。 「僕の名前も同じイギリス人には読めないよ!」 「えっ?!!」 私の感覚では、アルファベットで表記すれば、私達の平仮名か片仮名で書いている様な感じなので、誰でも発音出来ると思っていました。 しかし、イギリスも三重言語です。 原住民のケルト人のケルト語、植民地にしたローマ人のラテン語、ローマ帝国がイギリスを手放した後に侵入したアングロ・サクソン人「アングリア(イングランド)のサクソン人」の言語で、私達と同じ様に三重言語になっているのです。 言語学の分野で、韓国に居る間ずっと彼と議論していたのを懐かしく思い出します。 彼は・・・再会した三ヵ月後に・・・ベルギーで溺れた高校生を助けようとして溺死したのを後から知りました・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 23, 2014 09:36:35 AM
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