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カテゴリ:シーズーの愛犬ジャッキー
Tibetan Prayer flags
ジャッキー・・4月7日午前3時37分永眠・・19歳と三か月。 写真はジャッキー弔いの為の、チベット五色の旗「Lung ta=ルンタ」。 我が愛犬ジャッキーの犬種である「仏教の守護神シーズー犬(中国では三大聖獣の『獅子=獅子狗=シーズー犬』、『竜or龍』、『麒麟』の三つの神聖な動物の一つ)」です。 唐の時代に吐蕃(チベットの古い国名)に都の長安(現;西安)まで攻められた折りに、和平交渉で「Princess Wencheng==文成公主=文成姫」を吐蕃国皇太子の嫁に差し出せと要求され、文成公主が泣く泣く吐蕃に嫁入りし(中国では「降嫁」と云う)、その代わりにシーズー犬の祖先犬(現在の『ラサ・アプソ』に近い犬種)が唐に贈られて、中国の在来犬(ペキニーズの祖先犬)と交配されて現在のシーズー犬が完成したと考えられて居ます。 カトリックの私には、ラテン語はともかく、チベット仏教の経文が読めませんし、またキリスト教では動物には霊魂が無いと云う事で、ジャッキーの弔い方法が在りません。 ですから、チベットの「祈り旗=Lung ta」で、ジャッキーを供養する事にしました。 死ぬ一週間以前のそれまでは、自分で立って用足しも出来て居ましたが、4月5日の朝に自分で立てないほど足腰が弱くなると、それ以後はきっぱりと食事も飲料も拒否し、絶対に口を開かなくなりました。 それでも6日の夕方4時半頃までは元気そうにして居ましたが、その後症状が急変し、約十一時間ほど苦しんだ後の真夜中に逝ってしまいました。 私はジャッキーが、まだずっと二十二・三歳まで元気でいて呉れると・・もし寝たきりになっても、私の学会でも多くの博士研究者が研究発表して居た『褥瘡防止』の方法を聴いて居ましたので、ジャッキーの体位変換などの世話や寝具の改良などを想定して居ました。 でも常に私が口にして居た・・「仮に用足しの世話をして貰う様になったら、断食をしてさっさと逝く」と、常に嫁はんに私が言って居たのをジャッキーが聴いて居たらしく、ジャッキーは私より先にその事をしっかりと実践した様です。 死因は「内臓機能不全」でした。 きっと、ジャッキーを見送る事も無く、私の方が先に逝くと思って居ましたし・・その十日前から心臓発作が酷くなり「もう駄目か・・」と覚悟して居ました。 4月2日の長男の結婚式も出席出来ないと、嫁はんに事前に話して、結婚式の為に帰省して来た長男たちに言ったところ、「絶対に出席して!」と・・。 当日の結婚式は本当に死ぬ思いで出席し、いったん披露宴会場へ行く皆を見送り、次男に家に連れ戻して貰いました。 紋付き袴を脱ぎ捨ててベッドに横たわって居た処・・ジャッキーが「僕の事は良いから、お兄さんの結婚式披露宴へ行ってあげて・・」と・・。 その言葉に励まされて、紋付き袴を再び着て次男に東讃の披露宴会場に連れて行って貰いました。 ジャッキーは長男が結婚して安心したのと、寂しくなったのか、長男が新婚旅行に出掛ける時、それまで一度も泣いた事が無いのに・・大きな声で悲しそうな泣き声で見送りました。 それからは坂を転げ落ちる様に体力が落ち・・とうとう4月7日午前3時37分永眠。 結局、私がジャッキーを見送る事に・・。 私は・・そのままジャッキーの後を追うかの様に、死の淵を彷徨いましたが、行き先がジャッキーの仏教の極楽と、カトリックの天国(私は地獄・・?)では、再び出会えないと家族から云われ、それでも寂しくて悲しい毎日を過ごして居ります。 きっと愛犬家の方々以外の皆様には理解して貰えないと思いますが、生まれる前から犬が居るのが当然の環境に育った私には、犬は家族以上の存在です。(まして私は愛犬家では無く、犬に気が狂って居る狂犬家ですので・・) 約二か月と一週間過ぎても、虚ろな毎日を過ごして居ます。家族は新しいシーズーの子を迎えようと言って居ますが、私は断固拒否して・・ジャッキーの事を思い続けて居る毎日です。 もう暫く悲しみの淵に・・。 毎日、埋葬した庭を観て、木の枝に括り付けた『ルンタ旗』が風にたなびくのを観て、少しだけ・・ シーズー犬のジャッキーの故郷とも云える「チベット」を、『ルンタ旗』を介して少しだけご覧になられませんか? このブログのフリーページに、このブログの『ルンタ旗』などの動画と共に続きを記載致して居ります。 下記のフリーページへお越し下さい。 ↓ Tibetan Prayer flags お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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Jul 18, 2016 05:06:14 PM
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