解体工事
おはようございます、紙太材木店の田原です。一昨日は、家族で名古屋に行き充電してきましたが、昨日はそれが一日で放電してしまうような天気でしたね。さて、昨日から大型リフォームの工事が始まりました。本格的な解体工事の前に家にくっついている車庫の解体をします。本宅の解体工事に先立ち、建物の周りに足場を組む必要があり、先行して車庫を解体しました。これで足場が組め、解体作業も安全に行う事が出来ます。外部の壁は鈑金(トタン)でもともとは車庫の内部壁と同じ茶色でしたが、白の塗装をされてました、茶と白のラインがはっきり分かりますね。内部は既にお引越しをされてますので、なにも無い状態になってます。夕方、M様がお越しになり、「田原さん、やっぱりおじいちゃんの部屋も畳じゃなくてフロアーがいいねカーペット敷いてベットだったから、畳がかびてるし随分傷んでるから。剥してみるまで、かびてるとは思わなかった」1階の和室の畳の上で布団を敷いて寝ることは、注意しなければなりません。カーペットを敷いてベットでも今回のような事が起こりますし、壁でも同じような事が起こります。昔に比べぜんそくやアレルギーの子供が多く存在する理由の一つに深く関係してしているのですが、恐らくこれからも多くの家で同じような事が繰り返されていくはずです。現代の住宅では材料についてはもちろん、カビや結露についての正しい知識とそれを防ぐ為の手法に対する理解がとても求められてます。でも、現実にはリフォームでも新築でも、30年前の手法と変わらぬやり方が普通に行われてます。デザインや価格よりも優先して考えなければならない事がなおざりにされ、負の連鎖を続けていく事に気付かない多くの人達が存在します。まだまだ、日本の住環境は変化していく途上にあり多くの人がよりよい環境で暮らすにはまだ時間がかかりそうです。さて、本日は足場組ですが、お天気をにらみつつの作業になりそうです。