寒いお風呂と脱衣室
おはようございます、紙太材木店の田原です。今日から連休がスタートですね。快晴で気持ちのいい日ですが、キーボードを打つ手が冷たくなってきたのでまたマキコDXに火をつけてしまいました。暖かく過ごしていると寒さに敏感になると同時に暖かさに鈍感になるあるいは満足できなくなるのかもしれませんね(笑)さて、先日国別の浴室での死亡率のお話をしましたが全室暖房の家以外お風呂や脱衣室も居間と同じくらい暖かい家はあまりありません。個別に脱衣室に電気ストーブを設置したりお風呂に換気乾燥暖房機を取り付けたりされてますが、使用してみて電気代のあまりの高さにびっくりされる方が多いのも事実でせっかく取り付けたのに使用されていない家も随分あります。お風呂で亡くなる方が諸外国に比べて突出して多いのは先日の表で分かりますがでは実際何月に多いのかというグラフがこれです。12月 1月は8月の10倍以上の方が亡くなっています。これは東京の例ですが浴室や脱衣室の暖かさが健康に及ぼす影響をはっきり見ることが出来ます。地域格差もありもっといろいろ資料を調べると北海道や青森では浴室や脱衣室で亡くなる高齢者が少ない事もわかります。これは逆にそれらの地域では脱衣室や浴室も暖かくせざるを得ないためと考えられます。寒い地域のことではなく東京でも寒冷期には浴室や脱衣室の暖かさが健康に影響を与えていますからほぼ日本中で同じようなことが起こっているはずです。お風呂や脱衣室、トイレの暖かさは暮らしやすさだけでなく健康と言う面からもとても大事です。ドイツの18倍韓国の4倍もの方がお風呂でなくなっています。ユニットバスにしたから新しく家を建てたからお風呂や脱衣室が暖かくなるわけではありません。びっくりする電気代を払って暖かくするのではなく基本的な性能の向上で対応できる事です。最低でも第3種セントラル換気システムが設置してあれば多くの人がより快適に長生きできたはずですが、まだまだ寒いお風呂や脱衣室が日本では作られ続けています。それでは皆さん、また明日。