専門家の話は面白い 住宅医スクール
おはようございます、紙太材木店の田原です。先週末は住宅医スクール月に一度の大阪通いで帰りの名鉄は終電なぜ大阪なのに終電かというと講義のあとに講師の先生方と飲んでしまうから今回の講義は住宅のシロアリ対策と温熱環境シロアリの専門家は京都大学の簗瀬助教授と阪神ターマイトラボの水谷さん簗瀬先生は木材の中にいるシロアリの非破壊的探知の研究水谷さんは駆除と予防方法飲み会ではこのお二人と同席でしたから話題はもちろんシロアリ業界のお話やシロアリの生態、予防、対策の話普通に行われている予防や駆除方法の問題点など話はつきませんでした。その中で懸念していたアメリカ乾材シロアリについては疑問が溶けましたからこれは大きな収穫。皆さんにも興味をもって頂けそうな話はシロアリの駆除剤農薬と有効成分は同じで、面積当たりに撒かれる量は農薬の300倍つまり、薬剤を撒くというのは毎日床下に農薬を撒くのと同じシロアリの職蟻、兵隊蟻100匹床下に撒いても生きていけない社会性のある生物なので女王と王がいないところでは生きていけないなどなど専門家のお話は興味が尽きません。シロアリの予防、対策については百年プロジェクトと同じでありました。温熱環境は住まいと環境社の野池さん野池さんの講義演習は目標Q値を達成するための窓面積の求め方物理学科を卒業され高校で物理も教えていた人ですから簡単そうに説明してくれますが物理なんぞの頭を使うのは何十年ぶりのこちらの頭ではよく復習しなければ身に付きそうにありません。3人の専門家とお話していると意外に共通の知人が何人もいることが判明3人とも全国を飛び回ってますから当たり前と言えば当たり前なのですが将来の住宅のあるべき姿に向かって同じ道を歩んでいるようで嬉しく思いました。