下見板の押さえの棧 作るのには手間がかかる・・・
おはようございます、紙太材木店の田原です。昨日は暑かった・・鴨居のカンナ仕上げで15分ほど体を動かしただけなのに汗まみれ超仕上げの自動カンナに放り込むだけで力仕事ではなく女性でも簡単にできますがこの時期でこの暑さだとこの先が思いやられます。となりでは近藤大工さんが同じように汗まみれで下見板張りの棧の加工をしています。最初に、押さえの棧になる杉の垂木に重なる板の厚み分だけの鋸目を入れておきます下見板の杉板が重なりますから鎧のような段になります。その形に合わせて垂木を斜めにカットノコギリの刃と平行になっている当て木を斜めにカットしておくと同じ角度で鋸目を入れることができます。帯鋸なら垂直に刃が入りますが丸い鋸なので先に入れてある鋸目まで刃が入りませんということはあと2cm程は手の鋸でカットということになります。長さ4mの垂木、1本あたり20ヶ所この階段状の形をつくっていきます75本作りますから1500ヶ所う~んやっぱり手間がかかりますね。