離れるほど薄れる情熱
お早うございます、紙太材木店の田原です。かなり気温が低くなるかと思っていたのですが、3.5度の川辺町3年ほど前のブログを見ると、2月末でマイナス4度でしたから今年の春は早くきそうです。さて、私がこのブログにいつも書いていることを必要としている人は実は少数派で、家を建てようと思っている方の恐らく10人に一人もいないでしょう。だったらもっとより多くの人に受け入れられるような内容にすべきではないだろうか?経営者としてはいろいろ思考するわけです。売上を高めるためには自然素材で高性能なんてことにこだわらずお客さんの予算に合わせて是々非々で対応したら、ということが社長の頭の中には時々浮かんできます。でも、なぜかそういう考えが浮かんでくるとそれと対局をなす意見が目に飛び込んできます(^_^)「たとえ求める人が少数でも、切実に求める人がいるならそんな家こそ、紙太材木店が出す意味があるんじゃないの?」そう、グラッと気持ちが揺れると上のような文言がどういうわけか目の前に現れます。自分の心の中に現れるのではなくたまたま手にとった雑誌や本に・・経営者としてはより多くの人のためにとか会社の安定的な収益構造を構築しなければならない。というような理由を付けて自分が本当にしたいこと、しなければいけないこと日本のこれからの家はこうあるべきだということから楽になろうとします。しかしどんなに上手に理由付けしたとしても自分が思っているあるべき姿から離れれば離れるほど情熱は薄れていきます。ということであるべき姿に向かっている限り緊張感やプレッシャーが持続しストレスも貯まりますがしかし同時にモチベーションはわき続け、そこに生きる意味があるのかもしれません。なんてことをここ数日思うわけです。