太平洋側の西側の窓の日射対策のスタンダード!
おはようございます、紙太材木店の田原です。週末は久しぶりに名古屋のサンワカンパニー10年ほど前からの付き合いですが既に2回もお引越しをしていて超贅沢なショールームになってました(^_^)10年前は20坪程の広さでなかなかたどり着けなかった記憶がありますが、今のSRを見ると隔世の感があります。さて、そんなSRの中で気になったのがこれサンワカンパニーではソーラーブレードなんて名前になってますが一般的な名称は外付けブラインドドイツのヴァレーマのものが有名ですがいかんせん値段が高くて手が出ない(^_^;)オスモ・エーデルのHPより両社共掃出しサッシサイズ(W1600×H2000)程度で30万ほど!取付費込み・・・・・サッシより高かったりしますね、一ヶ所の値段です。なぜこんなに高いのか?30年間に節約出来る冷房費から計算しているなんて言われてますが真実は定かではありません。ということで日本ではこのような外付けブラインドを設置するのは余程予算に余裕がある方のみ(ドイツの新築住宅では一般的に取付られてますが・・・両社の皆さん)で、木製ガラり戸となるわけです。もちろん、木製と言っても耐水性のある材料で作りますから20年や30年は全く大丈夫なんですけど日射の遮蔽の重要性について一般の建築予定者は言うに及ばず建築の実務者もあまり認識してないのが日本普通は日差しが入って暑いから日除けが欲しい、あるいは西日対策を考えないと、という程度で終わってますが、高性能な住宅では日差しの有効活用と日射の遮蔽は必須検討項目になるんですね。日射の遮蔽には前回触れたような方法の他にも一番安価な葦簀(よしず)という方法もありますが設計者としては引き出しを多く持っている必要があります。特に西側にあるサッシの日射対策南側の掃出しサッシや腰窓であれば上記の方法もありますが西側の二階の縦滑り出し窓(ちょっと専門的です)風はキャッチしたいしでも、西日は入れたくないなんて場合は二階なので葦簀は使えません。それに縦滑り出しなので外に開きますから葦簀を下げると当たってしまいます。と言って室内側のブラインドでは遮熱効果が薄いハニカムサーモスクリーンもありますが室内側ですから効果が限られる。西側の縦滑り出し窓でサッシの外側に日射遮蔽をするこれって案外難しいんですね、でも高性能な家では考える必要があります(^_^)昨夜いろいろ考えいていい案が浮かびましたから乞う、ご期待!であります。(安価で効果抜群)何年かしたら太平洋側の西側の窓の日射対策のスタンダードになるかもなんて気がしてます(^_^)お披露目は今しばらくお待ち下さい。