燃費をデザインする写真 Replan
おはようございます、紙太材木店の田原です。晴天が続いて現場仕事がはかどります。さて、北海道にReplanという雑誌があります。東北でもReplan東北として出ていますがこちらの方では発売されてませんからほとんど読まれている方はいないはず,Netでも購入できますのでひょっとしたら読者がいるかもしれません。ずいぶん前にご紹介した日本の家の住宅性能は発展途上国並みの記事をご覧いただくとわかりやすいと思います。その最新号に「家と暮らしの燃費をデザインする」という巻頭特集があります。ということで早速購入しました。知りたかったのはその特集のテーマを写真でどう表現しているか?燃費をデザインする写真北海道の住宅というと性能はトップレベル、でもデザインは10年は以上遅れてる感がありましたが今の時代そんなことでは通用しませんね、デザイン的にも全く遜色なしです。で、期待した写真で表現される燃費ですが残念ながらわかりません。というか写真では無理ということが分かりました。紙太材木店に来られるお客様奥様は誰もが暖かい家がいいといわれますが燃費がかからないというのが前提これをイメージで伝えようとすると冬景色の家プラスその中で子供たちが素足で遊びまわる・・・そんな写真でしょうかでもこれってどんなスカスカ住宅でもできるわけで違いが判らない。性能や燃費は写真ではなく、数値で比較する以外ないんですね。文字で確認する必要があります。基本の数値は3つQ値とUa値とC値この三つだけ脳みそを使って比較してください。写真では全然わかりません。冬景色に室内で子供の遊ぶ写真に惑わされてはいけません。もちろん、Replanで紹介されている家はその写真でも性能はばっちりですけど。基本の数値3つと言いましたがQ値やC値は諸外国と比較できますがUa値は日本だけのガラパゴス数値発展途上国の性能の家にしないためにはヨーロッパやアメリカ、韓国、中国などという国の数値と比較するとわかりやすいです。美濃地方でQ値2.7は発展途上国並みです。